JENESYS2023大学生訪韓団 仏国寺(불국사)石窟庵(석굴암)(2024年3月14日)
JENESYS2023大学生訪韓団のKoreaです!
仏国寺(불국사)と石窟庵(석굴암)を訪れました。ツアー内容をご紹介させていただきます!
慶州紹介
慶州の里は、まるで日本の奈良を彷彿とさせます。韓国語で「ナーラ」という言葉は、「国」を意味しているそうです。慶州は朝鮮の九百年の古都であり、その美しい景色は本当に素晴らしかったです。韓国の方は修学旅行などで一回は、慶州に訪れるそうです。
仏国寺紹介
仏国寺の正面の石の階段を見ると、「石で畳んだ寺」という感じがします。正面の石段には青雲橋と白雲橋があり、これらは韓国の国宝に指定されています。この二橋は俗世界と清浄界を分けてくれる役割を果たしています。伽藍配置を見ると、日本の奈良時代の寺院と建物配置が似ていますが、石垣や石階段などの建造物は、中国や日本の様式とは異なり、新羅独自のものだと学びました。
仏国寺を代表するのは、釈迦塔と多宝塔です。これらの塔は、大雄殿の前庭に立っており、東には多宝塔、西には釈迦塔と言われています。どちらも女性的な美と男性的な美が表れており、本当に美しいです。一部が欠けている部分もありますが、それは旧日本軍によるものだと言われています。それを知ると、とても悲しい気持ちになります。
極楽殿の軒下に木造の豚の彫刻が施されています。それを形象化した金の豚の銅像が、近辺に置かれています。韓国では、この「金の豚」を撫でると運気が向上すると言われています。そこで、たくさんの人々が自分の運気向上を願って、その豚を撫でています。
石窟庵紹介
仏国寺から少し奥に入ったところにある石窟庵は、新羅美術の最高峰と言われる場所です。花崗岩を切り出して組み立てられた洞窟寺院であり、円形の主室と四角い前室に分かれ、扉道で結ばれています。この石窟庵は東向きに建てられており、日の出の景勝地としても知られています。
特に注目すべきは、本尊である釈迦如来坐像の位置です。夏至と冬至の朝日が当たるように設計されているそうです。
しかし、旧日本軍が石窟庵の改修工事を行った際には、コンクリートで固めてしまい、喚起ができなくなり、壁が汚くなってしまったと教わりました。その当時、コンクリートを取り外す技術がなかったため、今では空調機を使って管理しているそうです。
この事実を知り、改修工事の難しさと責任の重さを感じました。石窟庵は貴重な文化遺産であり、私たち後世にとっても大切な存在です。その保存には、十分な配慮と技術が必要だと思いました。
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まとめ
韓国の仏国寺(불국사)を訪れることで、仏教の精神や韓国文化に触れることができました。また、仏国寺や石窟庵の建造物や仏像の美しさに触れることで、歴史的な遺産や芸術の価値に対する理解を深めることができました。
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