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将来のために貯金がいくらあればいいか
将来が不安で貯金をいくらためておけばいいか
今回は、出口治明さんの「働く君に伝えたいお金の教養」という本から
どれだけの金額を貯めれば良いか紹介したいと思います。
結論からいうと
「わからない」
タイトル詐欺みたいで申し訳ないですが
理由はたったひとつです。
「人間いつ死ぬかわからないから」
2つパターンを見ていきましょう。
1.100歳まで生きた場合
だいたい80歳まで余裕を持って生活できるくらいのお金(例えば3000万)を貯める計画を立て、65歳の退職日までに目標額を貯めたとします。
しかし、100歳まで長生きしたら、20年分の生活費が必要になります。
世間的に言われている高齢者の貧困も、こうした「想定外の長生き」が
主な原因だと思われます。
2.66歳まで生きた場合
65歳の退職日までに目標額を貯めたとします。
当たり前ですが、誰しも80歳まで生きられる保証はなく、
不慮の事故などにより、66歳に亡くなる可能性もあり得ます。
貯める時間と労力をもっと楽しい時間と経験に向けていればと、
後悔することになるでしょう。
結局、どんな優秀なフィナンシャルプランナーでも
老後に必要な貯金額はわからないというのが結論です。
対策
ここからは自分の考えになりますが、
65歳以降も働き続ける事が出来れば、
老後資金の不安は和らぐではないのでしょうか?
定年退職と概念を無くすことです。
確かに65歳を過ぎて雇われるだけの労働をするのはしんどいです。
そこで、自分で仕事を作る事が出来れば、
65歳以降も働き続けることができると考えています。
老後に働くのは嫌だ、不幸だと決めつけず、
働き続けることが出来れば
老後資金の不安も和らぐではないのでしょうか。