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僕が感じた小川瑠以のスター性
最高位戦日本プロ麻雀協会 第48期新人王。
「小川瑠以」
彼は知らない。
僕が一年前、スマホにかじりついて君を応援していたことを。
といっても、僕も最初から彼を応援していたわけでは無い。なんとなく、新人王戦を見ていただけである。
気付けば小川瑠以プロを応援していた。
麻雀が上手いとか所作が綺麗とか、申し訳ないがそれは記憶にない。
ただ、魂が震えるような麻雀を打つプロだなってことは未だに覚えている。見ている人を惹きつけるプロ。若いのに凄いなって思った。
ただ、ひとつだけ気に食わない部分がある。
イケメンなことだ!
それに瑠以って名前もかっこいいじゃん!
見た目も名前もかっこよくて新人王のタイトルを獲る。なんてことだ。
それから一年後、推しの梶田琴理プロがcitrus(麻雀BAR)にゲストで入るから足を運んだ。
小川瑠以プロもここのスタッフとして働いており、出勤日だった。
初めましてである。
ちょっと麻雀できるかも知らないけど社会人としてはどうかな!とか思ってたけど、なんかめっちゃ接客上手やん。
すっと人との距離縮めてくるやん?
気付いたら私は彼の人柄に惚れていた。
なんかね、可愛いんだよね。
バカな話にゲラゲラ笑って、弟が出来た気分だったよ。
私は自身のイベントに彼を呼びたいと思った。
「瑠以くん、地方ゲスト受けてる?」
「はい!よろしくお願いします!」
と言った答えが返ってくると思ってたが、
「いやぁ、僕じゃ厳しいでしょう(集客的な意味で)」
予想外の返答だった。
そう、彼は実に謙虚で調子に乗っていない。
新人王というタイトルを取り、若手の中では名は知られている方だと思う。citrusでも仕事ぶりが評価されてチーフ昇格。
それでも、小川瑠以は謙虚なのだ。
もうね、おじさんは心底彼を応援したいと思ったよ。
私が無名(あまり名が知られていない)プロを応援したいと思ったのは三人目だ。
1人目は梶田琴理プロ、2人目は丸山奏子プロ、そして3人目が小川瑠以プロである。
先の2人は今や知る人ぞ知る人気プロだ。
つまり、小川瑠以もその遠くない未来にそうなると思っている。
そう思わせてくれる、もっと大きな舞台で、彼を見たいと思わせてくれる。それが小川瑠以の持って生まれ培ってきたスター性じゃなかろうか。
そのチャンスが今回の最強戦の投票でもある。
先輩方に投票数で勝たなければならないので、プロ歴の浅い彼には分が悪いとは思う。
それでも、結果に関わらず自分を応援してくれる人の存在を改めて実感することは、彼を人間として、麻雀プロとして一回りも二回りも成長させてくれると私は思っている。
個々に推しはいるだろう。
でも、まだ誰に投票しようか決まっていなくて、この記事で小川瑠以を少しでも気になってくれた方は34番とハガキに書いて欲しい。
応援しているプロがひとつずつステージを昇っていくのを、眺められるのは格別ですよ。