ショートコント「応援されたい3」
A「改めて、野球って常に炎上の危険と隣り合わせなのね。」
B「いやあんたの自業自得だわ!
でも投手が一度に大量失点する方ともかかってるんだよな…(苦笑)
応援をルールに基づいて背に受けてくれよ! 応援に具体性を求めるな!
野球において選手が最高の結果を出すための雰囲気作りや勇気づけなんだから、お前は深く考えずにベストを尽くすだけでいいの!」
A「うん、分かった。大雑把なことは考えず、Bから勇気を貰うつもりでやってみて、刺激を受けてみようと思うね。」
B「おん。えっとじゃあ応援歌歌ってみるわ。応援歌だったらさっきのコールを繰り返すよりも歌詞で思いの丈が具体的に伝わりやすいし、何より応援歌で出る一体感がファンも含めて一緒に戦ってる気もしてカッコいいのが魅力だからね。その魅力を一回感じてみてほしいわ。」
A「おっけい!因みに応援歌は誰のを歌うの?」
B「高校野球でもよく使われる、ロッテの中村奨吾の応援歌、自分も歌われたことあって一番好きだからAにも歌ってやるよ。人気だし、超カッコいいからさ。」
A「ほんと? 嬉しい。楽しみだなぁ~。」
(Aがバッターボックスに立つ。Bがスタンドから応援歌を叫ぶ。)
B「(前奏を口真似する。)
(手拍子をする。)
よっしゃあああああああああああ!」
A「!?(Bがよっしゃあああああああああああ!と叫んだ瞬間、一瞬驚いてBの方向を向いたり投手の方を向いたりを複数回繰り返し挙動不審になる」
B「○○ ○○~ ○○ ○○~。(中村の応援歌に合わせてAの苗字と名前を叫んでいる。」
A「今の歓喜の瞬間なに? 私にまだなにもしてないんだけど…(困惑)
(一つ上のBと同タイミングで話している。)
B「魂込めた一打をみせ~ろ~ オオオオ…」
A「もしかして何かしらの形で点入ったってこと!?
だよね応援歌で突然喜ぶ場面あるわけないもんね。」
(一つ上のBと同タイミングで話している。)
B「○○ ○○~ ○○ ○○~ 熱く燃えろよ ○○~…(中村の応援歌に合わせてAの苗字と名前を叫んでいる。」
A「よっしゃあ! 野球って誰でも簡単にできるんだ! いえーい!
嬉しいなぁ~。 いきますよ~。はーい、デスターシャ!(ドヤ顔で)」
B「いや1人で勝手に何やってんだよ!
よっしゃあ!はサビ前のフリだわ!
あと牧秀悟に一回怒られろやお前!笑
なんでルールもよく知らんのにデスターシャは知ってんだよ!」
A「だってあのポーズは元々結構流行ってるから…笑」
B「流行ってるからってどこでも容易に使っていいパフォーマンスちゃうでお前!笑」