鑑定士の往復書簡 了祜2月9日
こんにちは。
こちらは、ノロウィルス感染症明けのお昼です。
年に1,2回は寝込むことがありますが、本当にそんなときの身近な人たちの温かさが身に沁みます。
胃腸炎はすぐに良くなったのですが、リンパのあちこちが痛かったです。
最近筋トレ前後にリンパのストレッチをしていたので、どこに大きなリンパ節があるのかを知ってしまったので(笑)、すぐに気づきました。
そういえば、インフルエンザのときも節々がいたみますが、
体も全力で戦ってくれているのですね。
水曜日に公開された冴夜先生のブログも熱い気持ちで拝読したのですが、
昨日youtubeの方でも再度触れました。
昨夜は柚木沙弥郎さんが一月末に亡くなられていたと発表され、彼の言葉を丁度読んでいた後だったこともあり、すぐにリンクしているところに気が付きました。
体調不良ながら胸がぐっと熱くなりました。
大きく変わりゆく流れに、ときには寝込むようなことがあっても、向き合うこと、もうどうでもいいやとならずに自分の世界を作っていくこと。
私たちのしていることは間違っていないような、背中を柚木さんに押されたような気持ちになりました。
光源社でお見かけした柚木さんは本当に印象的でした。
命式を昨夜拝見して納得の西方石門星の晩年期天将星の子丑天中殺の方。
いつまでもアグレッシブで、みんなの師匠のような方だったように思います。
冴夜先生のブログの通り、最晩年まで時代と向き合って変化の流れにしなやかなまま生涯現役でおられた方にすぐに気づけたことがとても嬉しい出来事でした。
出来事の重なりは意味を強くし、確信となって、実現していくことができる、間違っていないよと言われているようなそんな気がします。
そんな、サインを見逃していては勿体ないですよね。
柚木さんが活躍されたことで、民藝品はアートであるという新しい位置づけに変化したように感じていました。
古いもの、認識を時代とリンクさせていくということをされていたような。
時空を大きく超えていくような感覚がしたのは、熱が上がったり下がったりしていたからだったかもしれません(笑)。
冴夜先生はこのまま冬を乗り切られますように(祈)。
了祜