書くリハビリ

最後に日記を書いてからだいぶ日が空いてしまった。いつの間にか3ヶ月くらい経っている。

前の日記ではこれから死ぬ気で頑張る！みたいなことを書いていたが、やはりそこまでの熱量を保ち続けるのは難しかった。

とはいえ完全にやる気を失うでもなく、程よく元気がある時に少しだけ頑張れる。本当に遅々としてだがシナリオの制作は進んではいる。

このデカいことを言った割にあまり頑張れていない現状を書き残すのが嫌で日記に中々手をつけることが出来ずにいた。

でも日記の中ですら世間体を気にし始めたら、それこそおしまいだ。
どれだけ不甲斐ない自分だとしても、自分にだけは正直でいないと、俺が誰でも無くなってしまう。

それに何も進展がなかったわけじゃない。
ここ3ヶ月で得た人生における進捗は割と大きい。

まず、彼女が出来た。片手間に遊んでいたマッチングアプリで珍しく価値観の合う人に出会えて付き合うことになった。

長いこと彼女の居なかった自分にとってはとんでもない快挙だと言えるけれど、思ったより感動は薄い。

これは本当に意外だし不思議だ。
一緒にいると楽しい。ただ毎週会うのが億劫だと思っている自分もいる。

どうやら自分は思っている以上に一人が好きらしい。やりたい事が無限にあるので、誰かと居ると好き勝手に行動できない事に少なからず不満がたまるんだろう。

自分の気がむくままに他人と交流するのは好きだけれど、いざ恋人という契約を結んでしまうと交流自体がある程度義務化されてしまう。
そして、それはハッキリと面倒だと感じる。

友人なら適当に断ることも出来るが、恋人の誘いを断るのは、僕の感覚だとそれ相応の理由が必要とされる。

理由をでっち上げる事もできなくは無いが、騙しているようで気が引ける。

ただ俺は一人になりたいだけなんだ。
それは理由になるだろうか。理解されるだろうか。

あぁ、こんな事のために何で気を使わないといけないんだ。俺はただ自分にも周りにも誠実で居たいだけだというのに。

何をどう感じようが自由じゃ無いか。

頼むから伝える事にハードルを感じさせてくれるな。
悪意はないんだから、当たり前に許してくれよ。
俺はみんなを許しているから。