多分、台風。

台風の低気圧のせいで最近ずっと体調が悪い。
ただ風邪ほどのしんどさはなく、ずっとうっすらダルいだけだからタチが悪い。

雨が降ると頭が重くなる事に気づいたのはここ数年のことだ。
今までそう言ったなんとな〜くダルい感覚は、気持ちだったり食事の偏りだったりが気付かぬうちに悪いように作用した、ランダムで発生する災害
のようなものだと思っていた。

自分の場合は体調不良もそこまで深刻ではないということもあり、「なんかダルいかも」という体からのサインに目を配ることも殆ど無い。気を紛らわすために少し多めに糖分を摂取すれば無視できる程度のものだ。
そんなだから体調と天気が関係しているだなんて想像だに出来ない。
会社の先輩が低気圧になるたびに体調悪いと呟いているのを最初に聞いた時は、そんな事あるか?と思った。

けれど、なんどもその報告を聞いているうちに気づく。確かに雨の日はダルい。ちょっと頭も痛いし、やる気も当社比で10%くらい減ってる。

この違いを気合いで対処するのは酷な事だ。
今までは体調不良の原因がわからなかったからいつも通りのパフォーマンスを発揮しようと無意識に頑張っていた。

そうすると当たり前だけどいつも以上に疲れる。
外的要因だった体調不良が、疲労に進化して増大する。

重要なのは、この疲労は精神的に良く無いものであるという事だ。
単純にいつも以上に仕事をしていつも以上に進捗を生み出したのなら寧ろよく頑張ったなといい気分になれるものだけど、低気圧によるダルさはいつも通りにこなすのがそもそもしんどい。

人はついつい成果で物事を判断しがちだ。
でも雨の日にいつも通りの仕事をこなせたのであれば、それは褒めるに値する。

だから、多少効率が落ちても自分を許そう。
いつも通りできたのならプリンを買おう。

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