DJカブキ座の物語
テーマ Demon loves on music 鬼💛陰陽師
舞台 DJカブキ座
※1 鬼の大好きな曲【Demon‘s Jam】
※2 ディスクジョッキー
※3 傾奇者のカブキ❌歌舞伎のカブキ
※4 芝居小屋【座】
イメージ
鬼の大好きな曲をかけて三日三晩踊り続ける芝居小屋
特徴
DJ専用ステージ
花道や奈落 セリ(スッポン)あり
登場キャラ
鬼. 酒呑 (役者×DJ)
陰陽師 恵楼羅 (支配人)
ストーリー
202X年、EDOでは,
人々が突然踊り出し
それが次々と伝染していく
ダンシングマニア現象が起きていた。
この奇病に罹患した者は
生気を失うまで踊り続けると言う。
蘆屋家に伝わる古文書には
ノリノリの曲を聴きながら
三日三晩
踊り明かすことができれば,
生き残れると書かれているが...
常人の体力では
到底無理な所業である。
封魔要塞カブキ座の支配人
陰陽師恵楼羅は
罹患者をカブキ座に集め
ケアをするとともに
EDOの全市中に結界
定式幕を張り巡らし
カブキ座の敷地内に
疫病を封じることに成功した。
しかし
彼女はすべての力を使い果たし
自らもダンシングマニアを罹患してしまう。
カブキ橋の欄干に
もたれかかる恵楼羅
遠のく意識の中
その視界の先に
見覚えのある
小さな鬼の子が立っていた。
「シュテン…」
ゆっくりと目を閉じる
彼女の目から
一粒の涙が零れ落ちた。
「エローラ… よく頑張ったね」
恵楼羅が倒れこむその刹那
彼女を助けに
颯爽と現れたのは
かつて彼女の父
道満に鬼にされて姿を消した
カブキ座の看板役者
酒呑だった!
「あとは俺にまかせてくれ!」
酒呑は救護所のベッドに
恵楼羅を寝かせると
優しい目でほほ笑んだ。
「傾鬼! 防具GET ON!」
酒呑はカブキ座の天守に立ち
右手を天に掲げ大声で叫んだ。
虚空に突如として現れた
DJ卓が
次の瞬間変形して
みるみるうちにロボットに変わって行く。
愛のためなら鬼となる
そうと誓ったあの日から
アングラ街道まっしぐら
浜の真砂は尽きるとも
尽きぬ疫(えやみ)の数々を
晴らす仕事のDJ稼業
DEMON’S JAM って
知ってるかい?
知らざあかけて
聴かせやしょう!
カブキ座に響くナンバー
鬼化していく罹患者たち
彼らは一心不乱に踊り続けた。
これは
疫病ダンシングマニアを
根絶したとされる
男と女の愛の物語である。