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『指しゃぶり卒業』にむけての攻略法
「指しゃぶりッて良くないの?」
「ずっとしてるけど、いつまでいいの?」
「やめさせ方は?」
このようなことを考えたことはないでしょうか。
この記事では歯科医師が『指しゃぶりへの対応』について説明していきます。
基礎編
指しゃぶりと子どもの発達について
超音波(エコー)写真で、赤ちゃんが手を口元にもっていっている様子を見たことのある方も多いのではないでしょうか。
実際、指しゃぶりのはじまりは胎生15週-20週と言われており、
おなかの中からすでにスタートしています。
指しゃぶりをすることでスムーズにおっぱいが飲めるように、お腹の中から練習をしているのです。
とは言っても、出生後すぐはおっぱいを吸うことのみで、
指を吸ったりすることはあまりみられません。
実際に自分の意思で指しゃぶりをするのは、生後5カ月くらいと言われています。
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なぜするの?指しゃぶりのメリットとデメリット
指しゃぶりのデメリットばかり知られていることが多いのですが、実は指しゃぶりをすることで得られるメリットもたくさんあります。
このメリットを理解せずに、むやみに指しゃぶりをやめさせようとすると
子どもの成長・発育に影響を及ぼす可能性があるので、まずはしっかり理解しておく必要があります。
【指しゃぶりによるメリット】
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