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提唱者だった

家族で「エガちゃんねるでやってた」とMBTI診断をやった話。

私は 提唱者、INFJ-Tでした。

夫さんが「え~?ほんとかな、もう1回やってみて」と言うので、
何回やってもINFJ-Tでした。

夫さん、
「エガちゃんとおなじだね~!
一番少ないらしいよ!」
って。
へ~、そうなんだ~と返し、その後、ひとりでゆっくり結果を見てみました。
ぎくり
どきり
うっすら感じていたことを指摘されまくりでした。
ただでさえ凸凹発達グレーなのにまたこのやりにくさ生きにくさに名前が追加されちまった。

小学校、いや幼稚園からすでに周りからずっと浮いてました。
小学校の担任と合わなくて、「何を考えてるかわからない子」って家庭訪問で担任に言われて、言われた母もびっくり。
しかも担任、悩んでる感じだったらしい。
しかも3年~6年まで同じその人が担任。
小学校は私の暗黒時代。
担任からも周りからも否定ばっかりで、さびしさと孤独の日々。
大人になったら変わるかもしれない、と思っていて。早く大人になりたかった。
3歳下の妹と全然違う。
妹は周りとなじめる、うまくやれる、友達もいっぱいいいる。
私はそんな風にできないし、深い仲の友達もいない。
当時の私、子どもの友達に深い仲求めるって何なんだよ、と、いうのがINFJ-Tで、しっくりきたかもしれません。
赤毛のアンとダイアナみたいなのを思ってたのかも。
そして赤毛のアンも今読み返すと、相当凸凹さんだった…。

趣味とか、好きなことを見つけてそれに没頭していたから中学高校は楽しかった。
いにしえからのオタクなので、TMネットワークが好きな子とひたすら話したり、
占いにもはまって毎晩マイバースデーを熟読、自己流でタロットカードを引きまくって音楽ばかり聴いてました。
普段は趣味に没頭してまったく勉強しないけど、謎のパワーで高校受験、大学受験を切り抜けました。
なんで毎日ちゃんと勉強しなかったんだろう。
テスト前、一回寝てから起きて勉強しようとして、起きなくて、何にもやってないままテスト!とかあって。
ちゃんとできなかった。

大学受験、受かったけど、それ以前に高校のテストの赤点があって、そもそも高校3年になったのも『仮進級』だったんです。
ほんとは3年生じゃない仮の3年生!
仮進級の顔ぶれ、ガチ不良とか学校来ない子とかに混じって、普通に学校生活送ってるはずの、私も、仮進級!
教師も???私も???意味がわからない。
てこずったのが代数。
仮進級のまま、何度も何度も追試受けても赤点。
ついに代数の教師が「お前、なんでできんがかよ~、とにかく卒業せんと受かった大学行けんねか、お前教科書1冊丸写ししてどうにかせい」
結局、卒業前の3月に、教科書写してギリギリ卒業しました。
この温情がなかったら高校卒業できなくて大学進学できなかった可能性。

このころから、周りにバレてないだけで自分はバカなんじゃないかと疑惑を持ってました。
だって計算がまったくできないんです。
仮進級だし。

でも、大学と新卒で入社したベンチャー企業では、「生まれてはじめて~♪」思いのまま自由にやってよくて、のびのびとしていた気がします。
自分で選ぶ友達は同類だし、会社の同僚はそれこそ起業家タイプのADHDだらけだったし、苦手な学校と違って社会人の計算は電卓やエクセル計算式使っていい。
楽し~い!
私の特性の、過集中やギリギリ現実化する謎パワーみたいなのがベンチャー企業にはまってたんだと思います。
褒められる、目標達成する、社長賞とかに表彰される。
私、ひょっとしてバカじゃないかもと、ちょっと自信が。
が、その会社はなくなってしまった。
細かいこと苦手なパワー系発達凸凹起業家マインド集団なベンチャー企業、ずいぶん乱暴な仕事ぶりだったので、そりゃそうなるでしょうね、という感じです。

今度は安定したい、そうだつぶれない会社にしよう!と、転職したのはド昭和の金融系。
一番行っちゃいけなかった系。
決まり事、暗黙の了解、空気を読む、上を立てる、おべっかつかう、やれと言われても嫌なんです。
そもそも…ママになったら家庭に入るでしょ、が読まなきゃいけない空気。男性社員は、転勤族で妻子帯同。だいたい奥さん主婦の昭和会社。
浮きますし、地味事務系だから、しごできじゃない、ただ上にいるだけの陰湿な人材がそろってて、いじわるな社風でした。
前職の自信があったから、いざとなったらやる謎パワーで会社に役立つ国家資格取得したり、私になりにがんばったんです。
でも、壊れちゃったんですよね。

それで、今があるけど、それもこれも、発達凸凹のINFJ-Tだったからでしょうね!と思ってます。

今の会社は、ほどよくベンチャー、いろんな発達凸凹さんもいて、そこそこいい感じ。

提唱者です、って書くためサイトを見ていたら、同じタイプの人に、ゲームオブスローンズのジョン・スノウがいた!
彼の行動、決め方、考え方、立ち向かい方に妙に共感したり、
お前、そうゆうとこあるよ?
だから〜!!
って、すごく感情移入して観てたのです。
ゲームオブスローンズの中で、ジョン・スノウが一番好き。

それと、提唱者が向いてる職業に、
共感力が活かせる、カウンセラー
とあって、うれしかったです。

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