Mリーグ新規参入 BS Japanext公募選手発表予想
渋谷Abemasの初優勝で幕を閉じたMリーグ2022-23シーズン。その感動から10日足らずのうちにMリーグ界隈は激動した。セガサミーフェニックスの近藤誠一プロの選手勇退と監督就任発表。その翌日に発表されたのがMリーグ9チーム目となるBS Japanextの新規参入表明。そして赤坂ドリブンズからはレギュレーションにより村上淳プロ、丸山奏子プロとの契約満了の発表。いろいろと綴っていきたいところだが、今回はBS Japanextの新規参入について書いていきたい。。
BS Japanextは新規参入の発表とともに選手公募を行なった。選手4人のうち1名を競技を含めた選考会で決めるとのことだった。最初は協議を”含めた”というところで、必ずしも1位となった選手ではないのかと思ったが、特設サイトのドラフト指名オーディションでは優勝者をドラフト指名すると記載されている。
選考会の実施人数は8名。まずはその8名に選ばれるべくたくさんのプロ雀士が応募を表明した。
そして本日5月31日、22時30分より特番内での生電話で選考会メンバーが発表される。
応募を表明したプロのなかから誰が8名に選ばれるのか。SNSではいろんなプロの名前が予想されている。現役のタイトルホルダー、実力派雀士、女流プロetc…
誰が選ばれてもおかしくないとは思うのだが、BS Japanextはどういう基準で選出するだろうか。
新規参入であるということは、ドラフトの指名権は最上位。4人全員を他チームより先に指名できるということは選び放題好き放題。指名されたプロが入団拒否しない限り、理想の選手構成ができる。なので本来はオーディションの必要性はそれほど高くないと思うのだが、それでもやるということは、オーディションを勝ち抜く実力と運を図る機会でもあり、ファンサービスの観点からメリットが大きいからではないだろうか。
であればオーディション優勝者以外の3名のうち2名は現役のタイトルホルダー、1名は実力とエンタメ性を兼ね備えた女流にあらかじめ目星をつけているのではと思う。
オーディション優勝者を指名すると表明している以上、麻雀の内容が良かったからとか将来性があるからなどの理由で2位以下の選手も選ぶとなると、最初から全員オーディション参加者から選べばいいじゃないかとの批判も出てきかねない。そもそもオーディションをしなくても4選手全て思うように選べるのだから。
なので目星をつけてる選手は潰し合いのオーディションには敢えて選出しないだろう。運の要素を排除できない麻雀というゲーム性上、せっかく指名を考えていた実力者がたまたまツキに見放されるなんてよくあること。従ってビッグネームのプロはオーディションには選ばれないと思う。逆に超実力者にとっては、オーディションには選ばれない方がMリーガーへの近道なのかもしれない。
何はともあれ、BSJapanextがどんな発表をするのか。じっくり特番を見守りたい。