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ワタというCAP


久しぶりにサッカー投稿。

現在代表は26年北中米W杯のアジア最終予選に参加している

26年W杯から出場国の枠が広がった為サッカーファンも出場の切符を手に入れる事に対し楽観的だ

理由は代表が強いからだ

その日本代表のキャプテンが遠藤航だ

現在、イングランドプレミアリーグのリバプールに所属している我らのCAPだ

昨季にドイツシュツットガルトから移籍し世界一のプレミアリーグが主戦場となり、当初は批判を受けながらも適応力をみせ名将ユルゲン・クロップから重宝され沢山の試合に絡んだ

しかしながら今季は名将クロップの長期政権が終わりオランダ人監督のアルネ・スロットが就任

遠藤の試合への絡みは激減している

遠藤は31歳、選手寿命は人それぞれだが間違いなく終わりは近づいていく

プレミアリーグの世界一のスピードと強度の中でいつまでやれるかを考えた時に試合に出る事は重視しなければならない

監督が代われば当然選手の選択も補強の基準も変化する

新監督は同胞のオランダ人MFフラーヘェンベルフを起用し続けている

昨季はクロップ監督の元なかなか出場機会を掴めず控えに甘んじていた

遠藤とは対局の選手といえる

まだ22歳、190㎝のサイズとしなやかな身のこなし足元の技術と推進力に加えて守備意識も高い

書き出しただけでもスタメンに置く理由は沢山ある

昨季悔しい思いをしたフラーヘェンベルフ、今季はスロット新監督の元新しい役割とその能力でMOMにも選ばれる程に覚醒している

簡単に言えばスロット監督のファーストチョイスに今のところ遠藤は選ばれていない

遠藤が悪いわけではなくサッカーでは監督交代や選手の移籍などが頻繁にあり日常的な事である

誰かが選ばれて誰かが外れる

では、遠藤は今後も試合に絡めないか?

そんな事は無い

ポイントは相手が強い時にスロットが思考するサッカーが通じるか?と遠藤が試合に絡んだ時にアピール出来るか?によって流れは変わる

リーグとCL、カップ戦、代表戦を戦うリバプールの選手達の試合数は多い

同じメンバーで戦う事は不可能

分岐点はアーセナルやシティ、チェルシーなどにスロット監督のサッカーがどこまでポジティブに体現できるかになる

遠藤のポジションは今のところフラーヘェンベルフとマカリスターが担っている

人的な配置も様々だが組み合わせの相性や監督の好みにより左右される事は間違いない

遠藤は日本代表のキャプテン、献身的で真面目で気が利く上に自分に矢印を向けて直向きにサッカーに取り組む家族想いのパーフェクトな男だ

おそらく監督のスタイルも自身の改善点も分かっている

そうなると遠藤は自身の努力で克服していく

遠藤はどこのクラブに在籍してもそれを体現してきた、決して背が高いわけでもスピードがあるわけでもないが、周りから認められ代表のキャプテンまで登りつめたプレイヤー

ここで終わる訳がない

とはいえ、現状は毎試合遠藤がスタメンというのも考えにくい、リバプールのようなビッククラブの場合の競争相手も求められるクオリティもレベルが高い

頭が整理されてない状態で試合に出ても即交代になる場所である

豪華な中盤の選手の中において遠藤は個性をしっかりと持っている

人柄もさることながら守備面、とりわけ相手ボールになった瞬間の予測と相手へのアタックは並外れている

対してフラーヘェンベルフの特徴はボールを失わない技術とボールを運ぶ推進力、身体的特長ではスピードだ

特にスペースの限られた中での推進力は圧巻、一人で相手の中盤ラインを越えアタッキングサードに侵入出来る

2人とも特長が違う中で今のところ監督はフラーヘェンベルフをチョイスしている

遠藤が使われない時間が多い為移籍の話などよく記事を目にするが個人的にはあまり気にならない

それくらい僕らのキャプテンを信頼している

家族も一緒にイングランドにいる状況で試合数や日々変化するチームを考えればリバプールでチャレンジする事は最前だ

今のところ遠藤に衰えはない、それどころか短い出場時間でも自分の最大出力でストロングを出している

このキャプテンのチャレンジを応援したい、そして遠藤のピッチ内外でみせる背中はチームにプラスを与える

きっと大丈夫

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