Wizardry4 よもやま 存在の定義
周辺諸国を軍事力により併合し強大な国家を創り上げた狂王トレボー
しかし, その尽きる事のない征服欲は底なしだったが, そんなトレボーの許で秘かに魔法のアミュレットを探索していたのは首席魔導師ワードナ
無限とも謂える魔力を秘めたアミュレットはワードナの向上心を焚き付けて止まなかったが, トレボーの抜け駆けにより先を越されてしまう。
怒り心頭となったワードナは力づくでアミュレットを強奪するが, 更に怒り狂ったトレボーの布告により国中の冒険者達から狙われる身となってしまった。
だが, ワードナは何故か首都リルガミンからは離れようとせず, 街外れのダンジョンを己が拠点とし現世のみならず魔界からも禍々しい魔物共を喚び寄せると事態は持久戦へと変遷する。
しかし
当代最強の魔導師たる自負が過信となったか…
何百何千もの冒険者達を屠った頃, ソフトークと名乗る一団がワードナを討ち取る快挙を成し遂げる!
リーダーはホークウィンドというエルフの忍者で, 彼らは栄誉ある騎士として取り立てられアミュレットは再びトレボーの手へ…
そして歳月は流れ…
殆どの人間がワードナの名前すら忘れた頃, 偉大な魔導師は地下深くで人知れず復活した!
計り知れない占有欲と怒りに燃えて…
全ての魔力を奪われた憐れな姿に昔日の面影は無いが, 一つまた一つ謎や罠を解きあかし少しずつ地上を目指す魔導師を止める術は今や何処にも存在しない。
もはや彼自身にも制御不能なのだ…
何故ワードナは復活できたのか長いこと不可解やったな
(=`ェ´=)
高位の魔導師だから死から甦ったって不思議度は低いが, なんちゅうか必然性が薄く感じられてね!
若干のこじつけは有るが夢オチとかは如何?
殺されたワードナが事切れるまでに見た壮大な走馬灯なんてのは… ソレも面白いから見たい気もするが, オチとしては弱いなぁ☆
やっぱり話の流れってか, 何かを付随されるんならソレなりの説得力は欲しいよな!
… 制作サイドも考えた事だろう
ガスマスクやクレンジングオイル等のアイテムなんかを鑑みりゃそうとしか思えんわい
正統派RPGから遠く離れた要素をブチ込んだ結果は… 正解だったんじゃなかろうか?
後世飛空挺やワープゾーンなんてのは特にRPGの世界観を著しく損ねる要素にゃ成らんかった例があるからな!
まぁ最近の日本製のはソレどころじゃないみたいやが☆
ところで, 今回プレイしてる大半は《新ヴァージョン》なのねん☆
案の定というか, オリジナルである《クラシック》が鬼な難易度を誇っとるからプレステに移植する際, かなり簡単にクリアできるようアレンジされた内容… でも無い
ぜっんぜん無い!
《クラシック》は戦闘とかで下手すると運頼みになる局面が後半に多発するからな☆
やっぱりこのゲームはクソだ(笑)
クソ面白いわ!
遂にワードナは地上へ足を踏み出した! でもソレで終わりじゃなく, いや寧ろ本当の戦いはここからだ !!! という有りがちな展開が当たり前やが, 待っとる訳
アレフガルドに降り立ってからが【ドラクエ3】の本番!みたいな !? 【FF4】も月に行ってからで, ベヒーモスとの戦闘以外は面倒臭いだけやったなぁ
(´∀`)ノ ☆○(゜ο゜)o
【女神転生】の… まぁそういう事なんすよ!
賢明な人なら覚えとるだろうが…
地上に出たのは良いんだが, 実は迷宮内にやり残した事はある
(=`ェ´=)
それにワードナの属性が変わっちゃった事が後の展開にどう影響するか? なんたって, もはや悪の大魔導師ではなく中立の大魔導師やから… 『と, なると !?』なんだが, そりゃ行ってやってみにゃ判らんからな!
トレボーは死に誰が実権を握っているのか?
死体を刻んで迷宮内に措くなんてタダ事じゃござんせん !!!
これは性根を入れて掛からんと二の舞となるどころかソレ以上の目に遇いかねんわ
まぁ宜しい…
儂ぁ覇権には興味ないでな☆
( ^∀^)
その後で蠢いとる何かにしか… の
てな感じで!
このゲームにはひねこびた謎が散りばめられとる
前にも書いたが, 後になって『あぁ~☆』となるのが殆どで無論なムロンのヒントも大した役に立っとらんのが本当やね
門番が尋ねる合言葉や後に待っとるXXXのXXXなんて…
長いこと【ウィザードリィ】をプレイしとるが謎の忖度(そんたく)が深すぎるわ!
んなモン判るかいっ
合言葉は未だしも, 後に控えるXXXのXXXなんてホンマに酷いもんなぁ
いや, 本当…
ここ以降
一つゞの行動がワードナの存在を決定していく事となる
φ(..)
ワードナが何処へ向かうのか?
プレイする人間によって何通りか… 流石に何百, 何千なんて話じゃないから御安心めされ☆
俺が再びプレイし直したのは悪の大魔導師として全うしたエンディングだったから… なんか違う気がしたから…
⬆
Wizardry scenario 1
Proving Grounds of the Mad Overlord
悪どうこうじゃなくなんか, しっくりこない終わり方にモヤモヤする若造だった俺
(=`ェ´=)
オッサンになって, 一つ間違えたのをキッカケに前とは違うエンディングに辿り着き『!?』
ひょっとすると…
コズミック・キューブの手前, 地下4階を根城に複数通りな攻略により見えてきた真なるエンディングと謂えば大袈裟かな☆
でも, それまでに繰り返された言葉が無かったからアタリだったんだろう!
何か忘れてないか?
そうなのかもな…
青春てのは, そういうモンやな☆
自分で言うと死ぬほど恥ずかしいがな
トレボーの所有物となった魔法のアミュレットを強奪した事で全国指名手配&殺害指令を出され, 立て籠った迷宮の奥底で暗殺された伝説の大魔導師
しかし
アミュレットを所持しない冒険者の前には何度でも現れて彼らの試金石となっている
もしかすると…
ワードナすら預かり知らない誰かの意志が介在し, 全てを仕組んでいるとしたら?
(´□`;)
そう考えると辻褄は合うし, 善悪の彼岸を超えた存在にいい様にされている状況ってのも納得だ!
やつらはいつも
そうなんだよ !!!
遠いx2, 高いx2場所でフン反り返ってるあの野郎様は『実験を繰り返してる』に違いない!
試験管の中から祈りを捧げるアンタ達をノートをとりながら眺めているのさ…
さぁ, 踏ん張れ!
(ゝω・´★)
今こそが正念場ぞよ…