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初心者にもわかりやすく株取引のテクニカル分析について基本的な用語を解説!

「株のチャートを見ても、何がどう動いているのかわからない…」
そんな株取引初心者の方に向けて、この記事ではテクニカル分析の基本的な用語をわかりやすく解説します。チャートを読む力を身につければ、売買のタイミングやトレンドが見えるようになり、投資がもっと楽しくなるはず!

1.テクニカル分析とは?
テクニカル分析とは、株価のチャートや出来高(取引量)をもとに、今後の値動きを予測する方法です。過去の値動きを視覚的に把握し、投資判断の材料とすることができます。

テクニカル分析が役立つ場面
•短期トレード:売買のタイミングをつかむ。
•トレンドの確認:株価が上昇するか、下落するかを見極める。

2.基本的なチャート用語

ローソク足
意味:
日本発祥のチャート形式で、1日の「始値(はじめね)」「高値」「安値」「終値(おわりね)」を表現します。
陽線(緑や白):終値が始値より高い → 上昇。
陰線(赤や黒):終値が始値より低い → 下落。
例:陽線が続いている場合、上昇トレンドの可能性があります。

トレンドライン
意味:株価の上昇または下落の方向を示す線。
上昇トレンドライン:
株価が安値を切り上げながら上昇する。
下降トレンドライン:
株価が高値を切り下げながら下落する。

サポートライン支持線)と
レジスタンスライン抵抗線
サポートライン:
株価が下落しても反発する傾向のある価格帯。
レジスタンスライン:
株価が上昇しても跳ね返される価格帯。

3.移動平均線(MA: Moving Average)
意味:
一定期間の株価平均を結んだ線で、トレンドを視覚化する指標。
短期移動平均線:
数日間(例:5日や10日)の平均線 → 短期的なトレンドを確認。
長期移動平均線:
50日や200日の平均線 → 長期的なトレンドを確認。

ゴールデンクロスとデッドクロス
ゴールデンクロス:
短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜ける → 買いシグナル。
デッドクロス:
短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜ける → 売りシグナル。

4.オシレーター系指標

RSI(相対力指数)
意味:
株価が「買われすぎ」か「売られすぎ」かを判断する指標。
70%以上:買われすぎ(下落する可能性)。
30%以下:売られすぎ(上昇する可能性)。

MACD(移動平均収束拡散法)
意味:
短期移動平均線と長期移動平均線の差を基に、トレンドの強さを示す指標。
MACD線がシグナル線を上抜ける(ゴールデンクロス)
→ 買いシグナル。
MACD線がシグナル線を下抜ける(デッドクロス)
→ 売りシグナル。

ボリンジャーバンド
意味:
株価の標準偏差(値動きの幅)を基に、上限・下限を示す帯状の指標。
株価がバンドの上限に接すると「買われすぎ」、下限に接すると「売られすぎ」。
バンドウォーク:
株価がバンドの上限(+2σ)または下限(-2σ)に沿って動き続ける現象
→ 強いトレンドのサイン。

バンドには主に以下の3つの線が描かれます:
+2σ(プラス2シグマ):
株価が収まる確率が約95%の範囲の上限。
-2σ(マイナス2シグマ):
株価が収まる確率が約95%の範囲の下限。
中央線: 移動平均線。

一般的な「バンドに触れたら反転する」という考え方(逆張り)とは異なり、バンドウォーク中はトレンドが継続する可能性が高いです。

初心者へのアドバイス
バンドウォークを確認したら、トレンドに乗る「順張り」を意識しましょう。ただし、バンドウォークが終了すると大きな反転が起きることもあるので注意が必要です。

まとめテクニカル分析を活用して投資スキルを磨こう!

テクニカル分析は、株価の動きを視覚的に捉えられる便利なツールです。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、基本用語を理解すればチャートを読む楽しさがわかるはずです!この記事を参考に、まずは簡単な指標から実践してみてください。
コメント欄で解説してほしい用語についてもリクエストください。

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