台北旅2002 其の二
朝から列車に乗って瑞芳まで行き、そこからバスで九份へ行った。
列車は特急で「ビエンタ~ン、ビエンタ~ン!」とお弁当屋さんが通って行った。惹かれたが朝ごはんは食べてきたので、我慢我慢。
瑞芳に到着しバスに乗り込む。停留所名は定かではなかったが、観光客らしき人が乗っていたので、その人たちが降りる所で降りよう。
山道を登ってしばらく行くと人々が降りて行く。ここか!と降りようとしたら、小銭が足りなくて、運転手さんは両替はできないし、お札では受け取れないと言い、降りるに降りられなくて立ち尽くす。見かねてそばにいた乗客の一人が料金箱に小銭を入れてくれた。両替分のお札を渡そうとすると、固辞された。感謝!
降りてみると九份の石段の一番上に通じる小道だった。反対側の山をちょっと散歩してから、その小道から街に入った。様々なお店があり、名物の鳳梨酥(パイナップルケーキ)の試食もできた。できたてで美味しい。
散策しながら石段を下って行き、途中のお茶屋さんで休憩した。中国語で注文する気満々だったのに、店主のおじさんが日本統治下で幼少時代を過ごした人らしく、普通に日本語で説明してくれた。店内の写真を撮りまくった。とてもまったりとした時間が過ごせた。
お土産用のお茶を買ってから、また石段を下る。
帰りのバスは終点が基隆だったので、ついでにそこまで行った。基隆は古くからの港町だと『地球の歩き方』に載っていた。そんな風情で、それに関する石碑もあった。列車の駅まで行くともう真っ暗で、そのそばで夜市が店開きしていた。見物してから焼ニラまんじゅうを買って食べた。焼というよりは揚げ焼でちょっと脂っこかった。
帰りの列車は松山駅までの普通列車で、そこから台北駅まで行って、食事をし、『牛乳大王』でパパイヤミルクを飲んだ。
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