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フィンランド旅2017 其の一

オーロラを見るのに特化したフィンランド・ツアーができるということで、そのモニターツアーに参加した。ガラス・イグルーという上半分がガラス張りのシャワー・トイレ付き一部屋ずつのかまくらみたいな所でベッドに寝ながらにしてオーロラが見られるという触れ込みだ。
一日め、二日めはオーロラ観測地ロヴァニエミの従来のツアーで宿泊するホテルに泊まる。
ホテルに到着したらもう真っ暗で雪が降っていた。例年より早いそうだ。
ホテルはいくつかの棟に分かれていて、部屋ではライブのオーロラ観測の画面がTVのモニターに常に映し出されるようになっていた。部屋の外には共用のサウナもある。
翌日はレストラン棟で朝食を済ませてから、バスで国立公園へ向かった。公園ガイドさんが三名付いてくれて、公園内をお昼ごはんの場所へと説明を受けながら歩いて行く。途中でスグリの実を摘まんだりした。子供のころ好きだった児童文学やかまし村シリーズの一場面を思い起こした。

公園ガイドさん
白いのは薄いオーロラ

お昼ごはんは木で造られた小屋の中でトナカイの肉を焼いたものがメインだった。中は真っ暗で目が慣れるまで肉を焼く火しか見えなかった。甘いベリーのソースをかけて頂く。なかなか合う、おいしい。デザートがなぜかシナモンロールパンだった。

この中でランチ

夜のオーロラ観測までホテルのある街を散策した。小さい街だった。

一軒しかないスーパーにあった

夜、厚着をして国立公園内の観測所に行ったが、遠くの方にちらりとしか見えなかった。ホテルに戻って、周辺をウロウロしていたら、大きいオーロラが現れた。見る見るうちに頭上一面がオーロラに覆われて行った。残念なことに色が白で、写真には写らなかった。だが、たっぷり堪能することができた。ずっと見上げていたので首が痛くなった。

写らなかった



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とくじん
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