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情報飽和社会における情報へのリテラシーを持つ

こんにちは。ごちタンです。
今回は情報飽和社会の中で「情報」というものについてどれくらいのことを考えなければいけないのか?を少し詳しく話していこうかなと思います。よろしくお願いします。


・情報が溢れすぎている

インターネットが登場し一般に使われ出してから30年以上が過ぎた今、インターネットを利用する端末も変わってきました。昔は「数MBの回線で....」「外でインターネット繋ぐには公衆電話から...」という時代から「オンラインゲームをスマホで」「動画視聴するにも通信回線が広い」などかなり変わったと思います。最近でいえば「スターリンク」が革命的なものだったと言っても過言ではありません。しかし、このように情報入手手段が容易になった一方で問題が出てきました。「情報の取捨選択」です。

例えば知りたいことがあった時、検索窓にキーワード入れるとかなりの検索結果が出ると思います。おそらくここで「1番上にあったからこれにしよ」って選び、そこで得られなければ検索条件変えるか他のサイトを確認すると思います。結局「これよさそう」って感じで終わり検索を終了すると思います。

インターネットが普及というよりか「スマートフォン」の登場により、多くの人が1次情報(原著論文や症例のような自身が体験した情報)に触れる機会が多くなり、判断を迫られることも増えました。なんせYoutubeといった媒体で一般人が情報を出す機会も10年前と違って増えたこともあり、より情報は複雑化したといっても過言ではないでしょう。代わりに今まで情報を出していた「マスメディア」の機能は低下し、そのマスメディアさえも分野をしっかり割り振らなければ捌ききれないくらい情報が溢れています。

・情報が溢れた中で起きる事案

情報が溢れ、大きな話題性が出てきた時に多くの人は興味を持つと思います。そういった中で例えば「被害者・加害者」といった話題が飛んできた時に真っ先に起きやすいのが「誹謗中傷」になるかと思います。個別例は避けますが、実際のところ「どっちがどうなのか?」と話すくらい井戸端会議みたいなものですからいいのですが、SNSを利用している方であればその意見は直接行くことになります。今となっては当たり前なのですが、インターネットによく触れる若者がするのではなく、中高年の方が直接DM等で発言したりなど、一部暴徒化する事案も私は見てきました。正直、某国会議員が誹謗中傷に対して「動画」を出していたのを見かけました。確かに過激化したものはダメですよ。ただ...擁護できないってのも私の考えで、その方がしてきた活動を見ると批判されるのは側から見ていて「謝罪してないから批判はされるだろうな」とは思いましたね.....。


・情報が溢れている中で取るべき手段

色々な情報を捌かなくてはいけないため、僕が普段していることをここでご紹介します。
例えばSNSのアカウントで「この人の発言を信用していいのか?」と思ったとしましょう。その時SNSアプリ内の検索欄からその人の発言をさらっと確認します。X(Twitter)であればRP(リポスト)や投稿を30個くらいを確認しています。事前に知っておく情報(どこかで学んだ情報)や知らない情報があったるもするので場合によっては論文探したりもした上でそのアカウントの投稿を見たりしています。またここで必要になってくるのが「周りがどんな反応しているのか?」についてです。医療関連は少し知識がないとデマ情報に流される方が比較的多い印象なので紹介は省きますが、日航機123便のデマ情報が流れてきて「ミサイル」の話が来たら「ミサイルの型式」を調べたりします。
つまり何をしているのかと言いますと「得た情報を複数のリソースで調べる」ということですね。「何も解決していない」と思われるかもしれません。しかし、情報というのは単一で構成されているわけではないですからこれができないと後悔することが起きると思います。


・最後に

今回このような記事を書いたのには理由があります。皆さんは「ビタミンK欠乏性出血症」というのはご存知でしょうか?ビタミンKというのは体内で出血した時に止血してくれる因子を作ってくれるのですが、ビタミンKの不足により出血が止まらず亡くなってしまう恐れがあります。予防するにはビタミンKを摂取していればいいのですが、ここで重要なのが新生児なのです。新生児に対し母乳を与えた時にビタミンKが必要量存在しておらず、新生児はビタミンKを補充できず亡くなってしまったという悲しい事件が起きました。こういった事件を防ぐために「ケイツーシロップ」という医薬品が出されるのですが、デマ屋は中の添加物にいちゃもんつけて情報発信を続けています。医薬品の製造プロセスを知っていれば食品製造よりも厳しい条件下でやっているので添加物1つでも安全性確認しているのですが、残念なことに信用してもらえずデマを信じた方は少なくありません。なので、読者の皆様におかれましては「情報の精査」とはどうすればいいのか?について下手な文章ですみませんが書かせていただきました。

今回は以上です。ではまた。


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