行政サービスの有料化について(医療関連)

こんにちは。ごちタンです。
いつも見てくださりありがとうございます。
今回は、報道を見ていて感じたことがあったので書いていきます。


・救急車を有料化した松阪市。選定療養について。

コロナ禍以前から、救急車の適切な利用について行政や関連団体は広報してきました。

救急車を呼ぶべきか悩む状況になった場合は「#7119」の使用については総務省から案内あると思いますが、こんなもの正直普段から見るか?と言われれば疑問だと思います。コロナ禍以降、最近でも救急車の逼迫した状況は多く、都市部では顕著に表れています。

私が思うのは普段からの「印象付け」が大事だと考えており、教育・媒体への広告が大きく影響していると思います。例えば、教育では「学校医・養護教諭」などを通じ適切な使用について授業を行う、媒体への広告ではTVCMやSNSの広告などを打っていく必要があるということです。

上記の方法では無意味だという意見はもちろんわかります。
その場合、利用者からお金を取る必要があります。その仕組みを現在行っている自治体があります。三重県松阪市です。
先日、松阪市が三基幹病院における選定療養費に関して「一次二次救急医療体制あり方検討について」の報告が上がっていました。

https://www.city.matsusaka.mie.jp/uploaded/attachment/91877.pdfより引用

約半年間のデータですが、選定療養費を徴収したのは529人であることから、市民側の「ムダ」を除外できたことがわかります。
お金に換算すると、一回の出動にかかる金額が約5万円とすると、約2600万円が半年で削減できたということになります。月あたりにしても400万は浮いていますから、その分をほかの行政サービスには回せることを意味しています。

また引用元のPDF3ページ目を見ていただけるといいのですが、出動、搬送件数は下がっています。お金による影響とまで断言はしにくいですが、少なくとも「無料でできていたことが有料化したことによる効果」は出ていると思います。医師による判断が最終必要かもしれませんが、全国レベルで実施すれば行政サービスの向上は見込めると思います。どの分野においてもリソースは限られているのですから。


・高額療養費引き上げについて

多くは話しませんが、愚策だと思います。
今回高校無償化の財源?に充てるのかわかりませんが、少なくとも医療以外で使われるのは明確だと思います。正直言わせてもらいますが、もっと削減すべきとこはありますよ。医療現場でやっぱり面倒なのが一部の生保の方ですね。先発希望、飲む薬多いなど明らかお金かかるのわかりますが診察代含めてタダなのはどう考えてもおかしいです…。一部負担を課すべきですし、現役世代は見放されたようにも受け取ることができます。
多分ですけど、票欲しさに逃げたんだなぁと思ってしまいました。

いいなと思ったら応援しよう!

ご注文はタン塩ですか?
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!