今生きる世界を知る

私たちの生きるこの世界のギミックを、あなたはどう理解しているだろうか？

理不尽な世界であると理解する人もあれば、努力は必ず報われる世界だと理解する人もあり。
結局のところ、正解はない世界であると理解する人が多数なのかもしれない。

確かに千差万別な要素が絡むゆえの正解の無さはあるだろう。数式で導き出せる程の明確さは望めないのが事実だ。

しかし、ギミックさえ分かれば各々に対応した解答は導き出せるという事も確かなので、今回はその観点で話していこうと思う。

魂の世界と現実の世界

私たちの中に魂という存在が宿っていることを今や否定する人の方が少ないだろう。

私たちには魂と肉体という2つの存在があり、その2つが融合した形でこの地球上に生きている。つまりそもそもは魂だけで存在していた状態から、肉体をまとう事で地球に降り立ってくるのである。

なぜそんなややこしい事をするのか？ という理由は後で話す事にして、まずは魂の世界というところからギミックチャージしていくことにする。

さて。『魂』という存在でいる世界を想像した時に、どんな世界だと感じているだろうか？

死後の世界、神の領域、天国のような場所。
大抵の人たちは美しく輝く空の上の様な所としてイメージし、幸せに満ちた世界だと感じるだろう。

イメージの差異は問題ではない。イメージは感覚を画像や映像に起こしているものであり、各々の地球上での経験や環境などが反映されているだけのものだからだ。

大切なのはそのイメージ内に『温かさ』や『光』や『幸福感』…つまり『愛』を共通して感じているという事だ。

魂の世界とは

魂の世界とは神の領域と等しく、『愛』というたったひとつの事柄が満ちた世界である。

ひとつの事柄しか存在しない世界だから、そこに比較や違いやそれに基づく争いはなく、平和だと感じる事が出来るだろう。

私たちの魂はそうした中で魂も同一の物として存在している。つまり魂は『愛』そのものなのである。

しかしそんな素晴らしい世界にいながら、なぜ私たちは地球に降りてくるのだろうか？