ギフテッドが苦しむ理由とその乗り越え方①~ネガティブ・被害妄想・加害妄想~
こんにちは~ おかげさまでnote記事にナンバーを振り始めて200記事目に到達することができました。本記事からシリーズでギフテッドが苦しむ理由とその乗り越え方について自分の経験に基づいて書いていきたいと思います。おそらくはHSP気質の人にも共通して当てはまることが多いと思いますので読んでいただけると嬉しいです。
ギフテッド(HSP)=考え過ぎてしまう人
ギフテッドの特徴の一つは
「考え過ぎてしまうこと」です
僕は思考の爆発と呼んでいますが
制御しきれない思考に振り回される人が多いです
世間一般でイメージされている
「特異な才能を示す」というのは
興味のあることを考えることが好き過ぎるから
そうなったものです
体を動かすのが好きな子供が身体能力が高まるように
考えることが好きなのでIQが高くなりやすいのです
この記事では
そうしたプラスの側面ではなく
マイナスの側面を書きたいと思います
マイナスの側面が強過ぎた結果
精神的に苦しんでいる人に向けて
その乗り越え方を書いていきます
ネガティブな考えに支配されている人へ
思考の爆発に振り回されると
①人の行動に悪意があると
思い込んでしまう(被害妄想)
②自分の行動で傷つけてしまったと
思い込んでしまう(加害妄想)
③最悪のケースを想定してしまい
身動きが取れなくなる
といった感じで
ネガティブな考えに支配されてしまいます
僕も若い頃はそうでしたが
ある時気がついたのです
『答えの出ないことを考えて
自分を苦しめるのは時間の無駄』であり
そして
グラスに半分しか水がない
グラスに半分も 水がある
どちらの受け止め方をするかは自分次第であり
『事実かどうかは問題ではなく
心が楽になる受け止め方が常に正解
心がしんどくなる受け止め方は不正解』
であると
そこで僕はネガティブな考えに支配された時に
その逆の考えを探し出して それを信じる
トレーニングを地道にしていきました
ポジティブな受け止め方のレパートリーを
コツコツ増やしていきました
ポジティブは習得できる技術だと思います
加害妄想を乗り越えるには
ギフテッド(HSP)の中には
人のネガティブな感情を
増幅して受信してしまう人がいます
「増幅」というのは
自分の想像で補完してしまう状態です
自分の行動によって
人を傷つけてしまったかも、、
嫌われてしまったかも、、
と気に病むことになります
人を傷つけると
それ以上に自分が傷ついてしまうため
誰も傷つかないように
行動しようとしてしまいます
しかし実際問題
あらゆる人に完璧に配慮した行動を
実践し続けることは不可能ですよね
完璧に配慮できない自分を責めて
苦しんでしまうのです
こうした加害妄想を乗り越えるには
相手の感情だと自分が思っていることは
自分が作り出した妄想であると気付き
自分の認知が実際とズレていることを
確認していくことが必要です
どのように感じているか
考えているかを相手に尋ねて
フィードバックをもらうことが大事です
誰も傷つけないことを目指すタイプのギフテッドは
高い倫理観を持つことになるため
相手からフィードバックをもらうようになると
みんなは思っていた以上に
自分に対して寛容で優しいことに
気がつけるはずです
もちろん相手を傷つけてしまうことは
起こりえますが
それ以上のプラスのものを
相手にもたらせているという
自信を持てるようになると
人との関係が楽になっていきます
被害妄想・加害妄想は
適切なフィードバックをもらうことで
解消できるのです
最悪のケースを想定しすぎて身動きが取れない人へ
ギフテッドやHSPの人は
いろいろな可能性を考えてしまい
もしこうなったらどうしよう、、
失敗を恐れて身動きが取れなく
なってしまうことがあります
そうした人に伝えたいのは
『案ずるより産むが易し』です
失敗することは当然あるのですが
思考能力が高いので
失敗した原因を分析して反省し
次に繋げて成功に導くことができるのです
ついつい一人反省会を開きがちですが
自分を責めて終わりにするのではなく
次から具体的に行動を変えていくことができれば
失敗は成功への必要なステップだと
思えるようになっていきます
若い時点では
経験値が不足しているため
取れうる選択肢が少なくて苦しいですが
ある程度の年齢に達すると
考え過ぎてしまう特性は
長所として花開いていきますから
今は苦しくても
信じて前を向いてくださいね
まとめ
ネガティブな考えに支配されている人へ
・考え過ぎて自分を苦しめることは無駄だと気づくこと
・心が楽になる受け止め方のトレーニングを積むこと
加害妄想・被害妄想に苦しむ人へ
・自分の想像(妄想)だと気づくこと
・相手がどう感じたかのフィードバックをもらうこと
・思った以上にみんなは寛容だと気づくこと
・倫理観に縛られ過ぎていることに気づくこと
身動きが取れなくなっている人へ
・『案ずるより産むが易し』に気付くこと
そのためには
・反省した時には具体的に行動を変えていくこと
が必要で その結果
・失敗は成功のために必要なステップと気づくこと
ができます
ここまで読んで下さりありがとうございました
次回に続きます 今回はここまで!
ではまた!