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教育支援とは?~石丸氏の演説に涙した僕が抱いた違和感~

東京都知事選の候補者である石丸・元安芸高田市長の熱い演説に思わず涙してしまいました。国を変えようという強い意志と情熱、高い能力を持ち合わせた素晴らしい人だと思います。そんな石丸氏の演説に感動したものの、違和感を抱いた部分について記事を書いてみたいと思います。


次世代を担う子供への教育支援が必要?

石丸氏は

イノベーションを起こして
日本経済を活性化するための
次世代を担う子供たちへの
教育支援を公約に掲げています

子供たちが十分な教育を受けて
社会で活躍する人材になり
経済の活性化と賃金水準の向上を実現することで

結婚・出産を促し
少子高齢化に歯止めをかける

一見矛盾のない論理だと思います

ですが
学歴が役に立たない
スーパー業界で働いている従業員視点からすると
少し引っ掛かりを覚えます

高等教育よりも基礎学力向上を!

スーパーで勤める分には
大学レベルの高等教育は求められません

その一方で僕の勤めるスーパーで
昇進していくには「勉強能力」が求められます

一見「???」という感じですが

スーパーという「大学」に
入学しているイメージです

勉強しない人も当然いますが
昇進して給与を増やしていくには
膨大な試験範囲のペーパーテストに
合格する必要があります(面接も有)

その一方で給与水準は高く
僕は社員登用されたばかりの平社員ですが
給与は薬剤師と同水準です

現代社会では僕の勤めるスーパーを含めて
『社会に出てからどれだけ学ぶか』
が問われており

大事になってくるのは
高等教育よりも基礎学力になります

文章を読んで内容を理解できる国語力
論理的思考力につながる数学力

が身についていないと
成長は見込みにくいです

何が言いたいかというと

(いい)大学に進学して(一流)企業に就職するというレールにぼんやりと乗ろうとするな

ということです

僕の勤める会社のように
入社するのに高等教育が必要のない
業界もあるのです

高卒で働き始めて
自己投資資金を稼ぎながら努力すると
学歴のハンデを乗り越えることもできます

今は投資へのハードルも下がっているため
高卒実家暮らしで4年間お金を貯めて
投資の種銭を作れば

大学で奨学金借金を負った人よりも
経済的に優位に立つことができます

給与水準が高くない労働者ワーカーであっても
幸せで豊かな暮らしを送ることはできるのです

スーパーの従業員は
エッセンシャルワーカーです
市民に食料や日用品を供給する使命があります

スーパーのありがたさは
災害を経験しないと
なかなか実感できないとは思いますが

こうした労働者がいないと
社会は成り立ちません

皆に過剰な教育を施さなくてもいいのです
皆がホワイトカラーオフィスワークを目指して
こうした職業を底辺扱いする風潮は
良くないと思います

いや正確に言うと
底辺扱いするのは
社会に出ていない人や
不満を抱えていて「あいつらよりマシ」
と自分を慰めたい人かな?

社会に出て努力している人ほど
そんなことはしませんから

東京で少子化が進むのは

東京が豊か過ぎるからです
「平均的な暮らし」の水準が高いために
平均以上の暮らしを実現する収入を
パートナーに求めてしまうから
結婚も子育ても遠のいているのです

お金の有無と幸福度は相関があるのは事実ですが
収入が少ないのは負け組であるという
社会的な思い込みを解くことが大事です

石丸候補の訴える
教育支援が皆を高等教育へ導くものなら△
基礎教育を重視するものならば◎
だと思います

ブルーカラーの仕事なんてやりたくない
→「働いたら負け」→ニート誕生

こうした社会的な思い込みがあることで
幸せになるきっかけを失っている人が
減っていくことを願います

ここまでお読み下さり
ありがとうございました
今回はここまで ではまた!


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St.M
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