ギフテッドへの評価が真っ二つに割れる理由３つ

こんにちは～ 今回はギフテッドの仕事での評価が真っ二つに割れる理由を３つ紹介したいと思います。ギフテッド全員が全てを満たす訳ではありませんし、ギフテッドでない人でも同じような状態になる人もいるかもしれません。ではどうぞ。

(1)KPIを無視する時がある

KPIとはKey Performance Indicator
重要業績指標の略ですね

僕はスーパーで働いているのですが
「売上高」「荒利益高」
といった指標を達成することが
店舗の社員には求められます

ですが重要業績指標であるはずの
こうした目標を達成すると
業績が悪化することがあるのです

それは『人件費』があるからですね

残業をしまくって人件費が10万円増えたとして
商品を売って得られる利益が
5万円しか増えなかった場合
売上高は伸びていても
実は業績は悪化しているのです

そのことに気付いていると
売上が減ることになろうと
残業をせずに定時で帰るという
選択を取ります

ですが　こうした行動は
表面的な部分しか見ない人からは
残業していない＝怠けている
と低評価をつけられてしまいます

その一方で　行動の意味が分かる人からは
非常に高い評価をもらうことができます

同じ働き方をしているにもかかわらず
評価が真っ二つに割れてしまうのです

今回は「売上高」を例に出しましたが
組織の掲げる目標を達成することが
必ずしも業績に繋がらないことを見抜き
それに従「え」ないことは
反発を招く場合があります

僕自身の反省としては
もう少し自分の考え方を伝えるように
しておけば良かったようにも思いますね
『仕事ぶりを見てれば分かるでしょ？』ではダメです

(2)語彙ごい力が高過ぎる

僕は今でこそ
易しい言葉で話せるようになってきていますが

昔は4字熟語やことわざを多用していました
自分が普通に話すと出てくる言葉は
多くの人が理解できないことに気がつき
苦労して修正してきました

話す言葉の意味が分かる人からは
コミュニケーション力が高すぎる
と言われる一方で

話す言葉の意味が分からない人からは
コミュニケーション力が無い
と言われてしまいます

ギフテッドに限らず
有名私立中高⇒難関大学
というコースを歩んだ人は
陥りがちな悩みかもしれませんね

そして難しい言葉を使う人
⇒頭がいい　賢い
ではなくて
⇒頭が悪い　バカ
と受け止める人がいて

ここでも評価が真っ二つ
というか真逆になってしまいます

コミュニケーションとは
『意思疎通』ということですので
難しい言葉を知っていても
自分の想いや考えが
相手に伝わらなければ
それはコミュニケーション力が無いのと
同意義になってしまいますので
易しい言葉に翻訳する能力は
磨いておいて損はないと思います

(3)合理的なのに共感能力が高い

ギフテッドは
最善の状態を目指そうとする性質を
持っている人が多いです

結果的に
非合理的な行動
成果に繋がらない行動
をあまり取りませんし

仕事の場では雑談などに応じなかったり
ズバズバと核心をつく要件人間になりがちで
冷たい印象を持たれやすく
『人の気持ちが分からない』
『共感能力が低い』
という評価を下されることがあります

その一方で
最善を目指そうとする性質には
自己犠牲を厭わないところもあり
誰かが傷ついたりする状態を嫌がり
周囲に尽くそうとする姿勢は
『共感能力が高すぎる』
という評価をもらえます

浅い付き合いの人は前者
深い付き合いの人は後者
と評価が真っ二つに分かれます

ある程度の年齢になって
人の非合理的な行動を受け入れられるようになると
多くの人から受け入れられるように変わっていきます

人から受け入れられないことで悩んでいる人は
まず相手を知り　相手を受け入れることを
意識して欲しいな～と思いますね

まとめ

ギフテッドに対する人の評価は
真っ二つというか真逆に分かれる場合があります

今回は３つの事例を示しましたが
どれもボタンのかけ違いでしかありませんね

人から受け入れてもらえないことで
自分の能力を見せつける方向に努力してしまうと
逆効果になるケースが多いように思います

少し肩の力を抜いて
物事を受け入れるようになると
自分の考えも受け入れてもらいやすくなります

苦しみを抜けたギフテッドの先輩たちは
こうした　ほんの小さな意識の変化で
生きることが劇的に楽になり

今までの苦労は一体何だったのか？
と不思議な感覚を覚える人が多いです

若いギフテッドの方の参考にしていただければ
嬉しいです

今回はここまで
ではまた！