人を信用できないでいませんか?

人は一人では何もできないものです。
人を信用しましょう、信用できる人を裏切ることはやめましょう。

書籍「マルクス・アウレーリウス 自省録」から
以下の言葉をご紹介致します。

君の分として与えられた環境に自己を調和せしめよ。
君のなかまとして運命づけられた人間を愛せ。ただし心からであるように。

マルクス・アウレーリウス 自省録 第6巻より

人を信用できない、信用しても裏切られる。
ならば最初から信用せずに接しよう、そう思っていないでしょうか?

しかし、「人を信用できない」と初めから思って接していると
人はいずれ離れていきます。
なぜなら、どんな取り繕っていても必ず表面上に出てしまい
信用していないことが相手にバレるからです。

人は一人では生きていけないものです。
自ら孤独になる必要はあるのでしょうか?
人を信じられないと嘆くのではなく、
信じて傷つくほうを選ぶことはできませんか?

人付き合いが下手なわけではなく、
人から裏切られない方法を知らないわけでもなく、
単に人を信じた経験に乏しいだけではないでしょうか。

とはいえ、「やっぱり人は信用できない」という
シチュエーションはあると思います。
そう思えた時に一度振り返りましょう、
どうすれば信用できる状態に持っていけたのかを。

約束を忘れられた、
忘れさせないような工夫はできなかったのか
やると言った事をやらなかった、
やれる環境をこちらが作ることはできなかったのか

相手に落ち度があるようにこちらにも何かしら落ち度はあるかもしれません
お互いがそれをカバーし合うことが本当の信用となりませんか。

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