Fly High!!#11が終わりすぎました
スマブラSPのオフ大会を秩父で主催しているとともに、熊谷でオフ大会のスタッフをしていますグルコースと申します。
表題にもある通り、2025年1月26日(日)に行われたFly High!!#11がなんとか終了しました。
「終わりすぎ」というのはイベントが荒れ放題だったとか、クソ運営で大不評だったとかそういうことではないです。
個人的に今回のイベントは大変すぎて、「やっと終わったー!疲れた!でも楽しかった!」みたいな感じで色々な感情が混ざり合ってクソデカくなり、ただの「終わり」ではなく「終わりすぎ」になった次第です。
こんなところに見に来る方はおそらくイベントの常連さんでしょうから、私の立場も知っているはず。
必要以上に目立ちすぎる表の主催、釜塚ABふらいの陰に隠れて好き勝手やれる非常にオイシイ立場にいることでおなじみの私なので、このnoteでも裏でこっそり楽しむ感じの裏話的なエピソードが記録できればと思っています。
表向きの良い話はヤツに任せて、こっちでは割とリアルなあれこれを話してみます。
会そのものが無かった可能性
今回1月末に熊谷で開催したわけですが、内々で話が出ていたのはそれより数か月前です。
2か月前くらいだったかな、ABふらいさんが何やらメンタル的に調子を崩したらしく、私も引っ越しのあれこれでオフ大会の運営のことまで手を回せず、実質Fly High!!という団体は活動停止状態でした。
実際、丸々1か月ほどABさんと何の連絡も取っていなかった期間がありました。
今回の話も、1回流れかけたような気がします。
Discordのメッセージ履歴を遡ってもそこまで明確に書いてある所は無かったので、他の事と混同して勘違いしている可能性は否定できませんが、ABふらいさんが会場をキャンセルして全て終わらせようとしていた所を私が止めたような記憶があります。
ABさんは自分のnoteでもたまに言ってるので隠しているわけではないのだと思いますが、大会を運営することに対して楽しいとはあまり思っていないみたいなんですよね。
やれって言われてるからやる。最大限要約してしまうとそんな感じで運営しているのではないかと私は予想しています。
反対に私は運営自体に楽しさを見出しているので、やれと言われなくとも勝手にやっているスタンスです。
だから、私がやろうと言わなければ、ABさんもやらないのです。これは自惚れではなく事実としてそうだと思います。
で、今回
詳しいことは訊いていないし訊く気もないので知りませんが、ABさんの周りでは色々なことがあった様子。大会運営もちょっと止まってたので気持ちが萎んでいたようで、ものすごく弱気な話も聞かされました。
ただ何故か私の心は燃えており12月末に途絶えていた連絡を再開。一気に開催に向けて動き始めたのです。
増えていく、仕事
そこからは怒涛でした。
どのくらい怒涛だったのかはっきりとは覚えていないのですが、このnoteを書くにあたってABさんとのDiscordのやり取りを見返してみたのですが、ほぼ1か月取っていなかった連絡の空白を埋めようとするかのように、私から会場のやり取り、カレーの調整、当日スタッフの調整、タイムスケジュールとタスクの可視化、申請ページの公開、カメラマンの調整、必要機材の整理、切り込めば切り込むほど湧いて出てくる仕事仕事仕事。
忙し自慢をしたいわけではないのですが、抽象的に捉えていた部分を具体的に考えて行動レベルまで落とす作業をしていくと、足りないことだらけ、やらなければいけない事だらけだということに直面しました。
カレー一つ取っても、食べるスペースは、容器はどんな形、容器のごみ処理は、スプーンやお手拭きはつけてくれるのか、冷めたらどうする、いくつ注文が入ってる、会場までどうやって運ぶ、疑問は尽きません。
これをできる限り洗い出し、疑問を一つ一つ潰していく。
90人近くの人間が動くイベントにおいて、これを一人の脳内で処理するのはかなり限界ギリギリでした。
疑問を出す、ABさんに確認する。疑問を出す、文字に起こして整理する。
そんなことを何十回やったかわかりません。今までで一番やりました。
それにABさん含めてスタッフは一緒にやってくれました。楽しんではいなかったかもしれませんけど。
配信も前回上手く機材を動かせなかったことが気がかりで、結局ABさんを秩父に呼んで、ほとんど半日がかりで機材の調整、運営の計画立てをしました。
そうした1つ1つの積み重ねでした。
これを積み重ねたからそれで安心というものではなく、トーナメントが終わって、リザルト画像をポストして、会場の電気が消えるまでは、一つの気の緩み、一つのミスでその積み重ねが一気に崩れる可能性があるのですからこれまた違った大変さがあります。
ABさんだったら「何のためにこんな大変な事やってんだよ」って、もしかしたら言うかもしれません。が、私は建前じゃなく心から楽しかったと言えます。
Fly High!!#11は一番大変なイベントでしたが、一番私が楽しかったイベントでもありました。
お残しは許しまへん
ここからは大会が終わった後の話。
皆、カレー、美味しかったよね?
60人くらいカレー食べたらしいですが、容器がポイ捨てされていることも無く、運営が話した通りに容器を重ねて、回収に協力していただきましてありがとうございました。
その重ねた容器、その後どうなったかご存じですか。
ABさんの車見たことありますかね。黒のNBOXです。軽自動車。
機材でね、パンパンらしいんですよ。軽自動車だと。
で、重ねて回収したとはいえそこそこの段ボール2箱分くらいの容積があるんですよ60人分くらいのカレーというのは。
じゃあ持って帰れるのは誰かって言ったら、私しかいませんよね。
ということで私は熊谷から秩父まで約1時間、車内をカレーのフレグランスで彩りながら車を走らせた訳です。
いやあいいもんですね。疲れた体にカレーの香りというのは。あんなに美味しかったカレーの香りをこんな形で最後に感じたくなかったですよ。
持って帰ってきてそのまま燃えるゴミに捨てるのは流石に忍びないので軽く洗ってから燃えるゴミに出したんですけど、一人暮らしの男性が60人分のカレーの容器を賃貸のシンクでひたすら洗い流しているシュールな絵面の完成です。
私はシンクの排水溝に生ごみを受けてくれるネットを被せているんですが、3回交換しました。危うく詰まって洪水になるところでした。
気になったのが食べ残し。
9割方、米一粒も残さず綺麗に食べてあったのですが、数える程度ですが食べ終わりが綺麗じゃない容器がありました。
私はお米一粒にも神様がいると躾けられてきたタイプの人間ですので、神を残すとは何事だって感じです。
いや、その理論だと神を食うのもそれはそれでどうなんだって感じはしますが、今の論点はそこじゃない。
どうせごみに捨てるものだしいいでしょフフーンって思いながら米とカレーを微妙に残して食べ終えていたあなたたち!
俺は全部見たからな👁👁
涼宮ハルヒはどっちなのか
Fly High!!はチームで運営していますが、大会の方向性や最終的な決定は私とABふらいさんで行っています。
最初はできるだけ早く手を引く予定だったんですが、予定に反してこのイベントが楽しくなってきたのでもうそういう気は無くなりました。
一見するとABさんが色々イベントづくりを提案して、私がそれを縁の下の力持ち的に支えている様に見えるかもしれません。
しかし、実際はそういうわけでもないんですよ。
上で書いたように、ABさんは自分から大会運営したいとは思っておらず、言われたから、求められたからやってるって感じ。
むしろ、あれやりたいこれやりたいと暴れ回っているのは私。
この関係性、文化祭で映画上映したいと言い出したハルヒとそれに付き合わされるキョンみたいだなーと思うことが時々あります。
しかしお互い、時々ハルヒだったりキョンだったり、入れ替わることもあります。
私は、新しい事色々やりたい!自分で動いて面白い大会にしたい!という気持ちは強いですが、大会をでかくしたい!やるからには上に行きたい!という気持ちはかなり弱い。
ABさんはその逆。やるからには256人規模まででかくしたい!って言ってますしね。
私は自己完結、自分勝手。ABさんは他者との関係性、自分の立ち位置を大切にする。
それぞれハルヒっぽい面がありますし、キョンっぽい面もあります。
どっちがハルヒでどっちがキョンだとは言い切れない感じです。
しかしこの、ハルヒっぽい面がお互い異なるからこそ、喧嘩にならないのかもしれません。
サブタイトルで疑問を投げかけておいて、この問いは「解なし」が正解になるという何とも締まらない締め方になってしまいましたが、それぞれの持つハルヒを元気よく動かすこのコンビネーションで上手くいくうちはとりあえずこれで進められればと思います。
そんな感じで1月の終わりとともに私のFly High!!#11は終了です!
明後日は「だんべe8」だし、2月16日はFly High!!#12だし、2月も運営で楽しくなりそうですが、またよろしくお願いします!