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豊哲の吟行記 〜行く秋の高松 三日目〜

皆様、2024年の終わりが近づいています。
土佐藩俳句百姓豊哲です。

今回は先月訪れた高松観光の記事三日目を書こうと思います。

香川ファイブアローズのホームゲーム第二戦の観戦の翌日に訪れた栗林公園での吟行を紹介致します。

(栗林公園へ 11月4日)

ホテルをチェックアウトし、ことでん瓦町駅へ歩いた。

栗林公園駅へのことでん切符(200円)を手に改札をくぐれば琴平線の黄色い電車へ乗り込んだ。

栗林公園の切手御門

栗林公園駅から10分歩けば栗林公園の東口へ到着した。

切手御門とも呼ばれている。

唐破風の屋根は銅板秋気澄む

唐破風の屋根はみづいろ秋の声

栗林公園の奨励館

奨励館の中に入ればとあるチラシに目が入った。

それはなんと『第一回かがわの大名庭園俳句コンテスト』のチラシだった。

審査員はなんと夏井いつき先生とは・・・

あまりの衝動に挑戦しようと決心し、吟行を始めた。
(もちろん投句した三句はこの記事に掲載しない)

まずは栗林公園の敷地内にある讃岐民芸館へ足を運び、吟行した。

幾重にも波立つ宝珠秋気澄む

この部屋に宝珠の瓦並ぶ秋

瓦には打ち出の小槌秋気澄む

四本の燭台並ぶ秋の朝

漆黒の竹の枠組秋気澄む

澄む秋の座敷行灯置かれけり

行灯の枠組紅し秋気澄む

秋麗掬月亭の標札に

箱松の前に腰掛秋澄めり

箱松と腰掛

赤橋に黒き擬宝珠や天高し

秋晴や掬月亭の入口へ

木皿には栗林のくり秋気澄む

大茶屋の畳に抹茶秋澄めり

掬月亭の抹茶と栗林のくり(和菓子)
掬月亭の外観

白無垢は乗船場へ秋気澄む

和船に白無垢の女性

この日はおめでたい出来事がありました。
是非幸あらんことを。

思いつかなったが、飛来峰と偃月橋からの景色を披露する。

飛来峰への石段
飛来峰からの景色
偃月橋
偃月橋からの景色 其の一
偃月橋からの景色 其の二

これらの景色を堪能した後、栗林庵でお土産を購入しにいった。

そこで思い付いた一句を。

ミトンにはヤドンの顔が秋麗

結局は購入しなかったが、また栗林公園を訪ねた時は購入しようと考えている。

(終わりに)

この二泊三日の高松観光の主な目的は香川ファイブアローズを応援するための推し旅だが、リラックスすることも大事だということを感じた。

明日はクリスマスイブ。
皆様に良い聖夜が訪れますように🎅🎄

完成間近のあなぶきアリーナ香川

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