豊哲の吟行記 〜初めて俳句甲子園を観に 一日目〜
皆様、ご機嫌いかがですか。
土佐藩俳句百姓豊哲です✨
去る八月十九日は『俳句の日』ということで俳句の都松山へ観光しました。
目的は初めて俳句甲子園を観ることでした。
頭上には電車の音と蝉時雨
JR高知駅に到着したらバス乗り場で高速バスのチケットを購入し、いざ出発!!
そして松山市駅へ到着!!
到着後は翌日の高速バスのチケットを購入し、いざ俳句甲子園が行われている大街道へ!!
まずは銀天街を歩きながら思い付いたこの一句。
歩ければ銀天街の残暑かな
そして俳句甲子園が行われる大街道へ到着!
八月の大街道に若き声
会場は八つに別れており、三対三の句合せとなっていた。
この会場での兼題は「朝焼」、「ハンモック」そして「金亀子」だった。
その中で兼題「ハンモック」で開成高校のとある一句に目を奪われた。
そして思わず青いリングノートへ書き残したいと筆ペンを進めていった。
吊床に投げっぱなしの文庫本
(開成高校)
(この一句を鑑賞して・・・)
・読書しながらハンモックの揺れ心地を堪能している。
・呼ばれてその文庫本はポイっとハンモックに置かれているか鳥が翼を拡げているように置かれている状況が見える。
なかなか良い一句でした✨
そして昼休憩に入り、松山三越にある坊っちゃんフードホールのお寿司屋さんであるものを食べて出来た一句を・・・
八月の松山鮓を噛む心地
彩りが綺麗で食べやすく、するする箸が動いてしまいました。
さらにフルーツパーラーみしまで桃のパフェも堪能しました。
あまりにも美味しかったため、俳句すら出てこなかったです。
悔しい(ノД`)シクシク
でも美味しかった😄
さて、気を取り直して会場へ向かいました。
星野高士先生が審査員を務める会場で思い付いた一句を・・・
新涼の風が抜けゆく大街道
審査員が紅白の旗を持ち、どの一句が良かったのかを判定する瞬間に暑さの中にも涼しい風が大街道を抜けていきました。
その時にこの一句が出来ました。
しかしあまりにも暑かったため、コンビニで麦茶入りのペットボトルを二本購入すらぐらい体に堪えます。
それは高校生だけだなく、審査員の方々も同じでした。
八月や夏井いつきの声音には
プレバトでおなじみ、夏井いつき先生が審査員を務める会場では既に人集りが出来ていました。
夏井いつき先生の発言には丁寧でありながら、力強さがありました。
八月の暑さにやられながらも『頑張ろう』という言葉にはやはり圧巻でした。
それだけ俳句を愛しているということがありありと伝わってきます。
そして翌日の決勝リーグへ進むための予選トーナメントが行われた。
兼題は「トマト」
暑さにやられた自分はさすがに立つのはしんどく、座ってその様子を眺めていた。
立教池袋AチームVS洗足学園中学高等学校の句合せの時である。
NHK俳句では「教官」と呼ばれている岸本尚毅先生とローゼン千津先生が審査員を務めた。
そこで立教池袋Aチームのとある一句が印象に残った。
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ぽぽぽぽと口へ入れたるプチトマト
(立教池袋A)
(この一句を鑑賞して・・・)
・プチトマトが大好きな子供がつぎつぎとプチトマトをくわえていくかわいい様子が目に浮かぶ。
・上五の表現が面白い。
そして結果は立教池袋Aチームが決勝リーグへ進出することになった一句でした。
この後宿泊設備でのんびりしました。
その後、大街道を歩きながら『スポーツ居酒屋 しゃかりき』と『かどや大街道』で松山グルメを堪能して一日目が終わりを迎えました。
星月夜スポーツバーのどよめきを
皆様、松山を訪れる時はぜひ、かどや大街道店へ足を運んでみてください。
それでは!