【寒さと焼き鳥】2024年12月13日（金）とくし丸日記

【売上：108,335円】
【天気：くもり】
【最高気温：7℃】

今日は
『寒い』
しか言ってない。

改めて今日一日を振り返ってみて
最初のお客さんから、最後のお客さんまで
やりとりを思い出してみたけど
うん、やっぱり
『寒い』
しか言ってない。

今日は寒さが本当に凄かった。
昨日も風が強くて寒かったけど
その昨日よりも寒さの次元が変わった。

昨日までは朝目覚めると、暖かい布団から出たくなかったけど
今日は目覚めた段階で、布団の中がすでに少し寒い。

毎日、とくし丸での最後の作業はアルコールでの拭き掃除で
拭き掃除に使ったダスターを洗って車の中に干して帰るんだけど
今日朝見たらそのダスターが凍っていた。

いつもなら
とくし丸での準備で動き回っていたら
だんだん体が暖かくなってくるのに
今日はいくら動き回っていても、寒い。

そんな感じだったから
お客さんのところに行っても
『寒い』しか出てこない。

お客さんも
あまりの寒さに震えながら出てくるから
やっぱり『寒い』しか言葉が出ない。

だから
今日は一日こんな感じだった

とくし丸『寒いですね（こんにちわ）』
客『寒いわね～（はいこんにちわ）』
とくし丸『本当に寒いですね（今日は何にしますか？）』
客『本当に寒いわね～（アジの開きはあるかしら）』
とくし丸『それにしても寒いですね（アジの開きありますよ、牛乳は？）』
客『それにしても寒いわね～（牛乳はまだあるから今日はいいわ）』
とくし丸『ちょっと寒過ぎますね（ありがとうございます、またお願いします）』
客『ちょっと寒過ぎるわね～（どうもね、またお願いね）』

書いてたらなんかまた寒くなってきた。
寒いという字がゲシュタルト崩壊してきた。
それぐらい、今日は寒かった。

北の方では雪が降って大変みたいだから、こっちはまだマシなんだ
夏の方が大変だったじゃないか、暑いうえに食べ物の管理がキツかったじゃないか
とか、色々試行錯誤してみたけど
それでも、やっぱり寒かった。

こんな時だけは
火曜と金曜にスーパーに来ている
焼き鳥屋が心底羨ましい
常に火の前にいて暖かそう
夏は見ているのも嫌になるほど熱そうだったのに。

冬だけ焼き鳥屋になりたい
もしくはとくし丸で焼き鳥を売りたい
自分が暖まるための焼き鳥を焼きたい
そして自分も暖かい焼き鳥を食べたい
できれば暖かい部屋で、ビールを飲みながら、焼き鳥を食べたい

つまり
寒くても暑くても
焼き鳥は美味い。