腹を空かせた勇者ども THE HUNGRY BRAVE
「この世に小説が存在していることを知らないような
愛しい陽キャの小説を書きました。
これまで書いてきた主人公たちとは、
共に生涯苦しむ覚悟を持ってきました。
でも本書の主人公には、私たちを置いて
勝手に幸せになってもらいたい、そう思っています」
という
金原ひとみさん自身の
帯に書かれた文章を見て
すでに泣きそうに
金原さんが
陽キャ
しかも
「勝手に幸せになってもらいたい」
「幸せ」になってもらいたい
この帯文を見て
即購入
(装幀(川名潤さん)の絵もかわいいし ピンクでラメ かわいい)
すごく
いい話だった(でも ちょこちょこ 今までの 金原さん節出てくる)
笑って
泣けて
出てくる子
みんないい子
レナレナ母の
何だかんだ言って
きっちりお母さんしている感
(概念としてあなたに存在し続けたいと願っている あなたの世界から死をなくすためにね(”愛している”ってことだと思うけれど(それ以上の感情?) すごい表現
位置情報アプリ、 LINEはスクリーンタイムで
しっかり管理 21時30分になったら必ず電話して 電話がなければ警察に電話する と毅然と言い レナレナ ピンチの時は 助けてくれる)
ご飯関係で文句を言うとガチで機嫌が悪くなる
(キレ表現恐くて それまで冷静で理詰めだったのに 爆笑した
「作ってくれる人への敬意が足りない」
と ピシャリと ど正論)
「恋愛も子育ても仕事も趣味の音楽も読書も全部真剣に向き合っているように見えるそれこそれがないと死んでしまうと言わんばかり」(大衆の人には理解されにくい感覚かもしれないけれど きっとそうなんだろうなと思わせられる描写)
娘の文化祭に フェスコーデ全開で見に来てくれる(かわいい 楽しみにしていた感 楽しむ気感)
金原さんの エッセイを読んだ後に
この本を読むと
エッセイでお話されていたことが
リンクしているようで(塾代を心配するレナレナ 金原さんエッセイで
娘さんの塾代を見て あまりの金額に(高額) 原稿料と同じ と
いうようなことが書いてあったの思い出した 結構 ぶっちゃけたこと書かれていて 面白かったな)
レナレナ母は
金原さんっぽいのかなと 勝手に思ったりしつつ
今回の新作を読んで
金原さん
苦しいの
少しは軽減されたのかなと
(勝手に)思ってしまって もしそうなら よかったなと
泣けた(だって 今回のお話 すごく ハッピー 青春 今までのお話(読むと 苦しい 持っていかれる 持っていかれていた) から比べると
すごく ハッピー 青春 びっくりした)
映画化してくれないかな
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