ナチュラルボーンチキン
金原ひとみさんの小説です
優しい小説でした
以前読んだ
金原さんのエッセイ
「パリの砂漠、東京の蜃気楼」
で
読んだ内容を
彷彿とさせるような
を読んでいると
より楽しめる内容になっているような…
小説だったような気がします…(カナブン出てきました…金原さんの
娘さんが家に持ってきて、金原さんの気が遠くなった
カナブン…出てきました…あっ!カナブン!と思いました…)
本当は蟹が大好きで、蟹に関する情報を事細かに返信しようとするも
”蟹女と呼ばれるかもしれない…"と
蟹に関する返信を
試行錯誤している描写
爆笑しながら読んでいました…(字面が蟹だらけで、蟹に関する情報だらけ…蟹ネタめっちゃひっぱる…)
ライブの
サークルモッシュや
(星型とかハート型とか実際にあるのでしょうか?すごい..)
ダイブ
ダイバー
リフト
ウォール・オブ・デス
デスボイスで観客煽り
(好きなバンド、ラウドロックとかメタル系でしょうか?)
描写
テンション上がりました…
映画ネタもテンション上がりポイントです…(SAW と キューブ…のように巻き込まれたような…って絶望感伝わってきます…)
金原さん自身も
エッセイで
音楽に救われた
というようなことを書かれていましたが、
金原さんの
この本自体に
救われる人は
多いのでは…
と
思わされるような
優しい小説…(ところどころ泣きました…)
殺風景な部屋に
アヒル隊長の親玉と三匹の子がやってくる…(カワイイ…)
お付き合いしていない体のお付き合い
だから
お付き合いしていないから
お別れすることもない
始まらないから終わらない
そこから始めればいい
喪失から
”まさか”
の
再生のお話…
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