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3歳児健診で見つかった目のこと

娘の目のことを、ここに記録しておこうと思う。

3歳児健診の視力検査でチェックがついたことをきっかけに、娘が「乱視」(弱視)であるということがわかった話。


市からもらったプリントにたぶん書いてあったであろう
3歳児健診で行う視力検査の流れ

【 視覚検査の流れ 】
1)一次検査…ご家庭で行う簡単な視力検査とアンケートへの記入です。

2)二次検査…保健センター等で行われる実際の健診です。ご家庭で視力検査が出来なかったとき、0.5の視力が確認できなかったとき、「目で気になることがある」とアンケートに記入されたときに、お子さんは健診会場でもう一度眼科検査を受けていただきます。

3)眼科精密検査…二次検査で治療が必要な目の病気が疑われたお子さんには「3歳児精密検査受診票」が発行され、眼科での精密検査を受けていただきます。

日本弱視斜視協会

正直な話、[一次検査]の家庭でする視力検査は、全く集中できず遊び半分だったし、アンケートも何を書いたのか記憶がないけど、[二次検査]を受けれてよかったなと思う。

うちの子は、健診会場で実施されるカメラのような機器で眼を撮影する検査で異常を見つけてもらった。
(弱視の原因となる屈折異常や斜視が自動で検出できるそう)



重い腰を上げてやっとこさ眼科受診


健診でもらった用紙に書いてある期限をギリギリセーフでくぐり抜け
眼科で一通りの検査を受けに行く。

写真を撮ったり、Cのマークで視力検査をしたり、
何種類かの機械を使って目の様子を観たり、先生の診察を受けたり、
見慣れない機械や設備に興味津々な娘は終始にっこにこ。


健診でチェックがついたとはいえ、
日常で目の困りごとや気になることはなかったから、
まあ大丈夫だろうと、特に心配はしてなかったのだけど、
視力検査を隣で見ていた時に、
あれ?私の方がみえるかも?と思うところから私の心がざわざわ。。。

待合スペースのアンパンマンの絵本もしっかり読めているし、
私とも目を合わせて話せているし、
院内の人や設備の雰囲気も読みとれている。
だいじょうぶ!…と思いたかったー。


「乱視が強くでています。」

「視力も平均より低いところです。これが乱視からの影響なのか、その他に異常があるのか、まだ分からないので、次回精密検査をしましょう。
メガネも検討した方がいいと思います。」

年齢的にまだしっかり検査できないので、正確には測れない部分もあるらしく、もう少し大きくなってからの検査ではっきり計測できるようになるとのこと。
それにしても、思っていた何十倍もショックな結果で、
大丈夫〜なんてのんきにしていた私に、なにやってんだーと言いたくなった。


乱視??こんなに小さくてもあるの?治るの?
聞いたことはあるけど実際なんなのかわからない。
だけど、調べるのも怖い。
そんなことを思いながら旦那に電話したら急に悲しみが広がって泣きそうになった。

いつも一緒に見ていた景色が娘にとっては歪んで見えていたのかな。
「見える」「見えにくい」「見えない」
誰かの目と比べることもできないから、
ぼやぼやとした視界が当たり前の世界になっているのだとしたら
悲しくて、申し訳なくて。ごめんねでいっぱいになった。


幸いにも、弱視は早期に治療をはじめると改善する可能性が高いそうで、
とにかく早めに発見することが大事になる。
だいたい4歳ごろまでに治療を開始することが望ましいと書いてある。

反対に、ある程度の年齢になると治療がぐんと難しくなるのだそう。
どんなことでも「早期発見・早期治療」なんだよね。

そう思うと、
[一次検査]の家庭で行う視力検査で異常をみつけるのはやっぱり難しいと思う。

家庭でうまく検査ができない時、
めんどくさくなって「異常なし」に丸印をしてしまいそうになるけど
素直に「わかりません」と伝えて、会場でみてもらう方が安心だなと思った。



これから先はまだわからないけど、

3歳児健診でチェックをつけてくれてよかった。
受診期限があってよかった。
期限を守って先延ばしにしなくてよかった。
眼科でも丁寧に検査をしてくれてよかった。


これから、乱視のこと、精密検査のこと、メガネのこと、記録をしていこう。

つづく。

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