Spin & Gold 座学note
Spin & Goldって、「プリフロさえ覚えれば負けないんじゃね?」と思い、座学した内容をまとめたnoteである。
Spin & Goldは基本的に初期スタックが15bbである。そのため、プリフロップのアクション精度で成績が大きく左右されると筆者は考える。したがって、プリフロップの特徴を重点的に考察する。
筆者 りおん (https://twitter.com/rion_poker_sss)
本記事は、初心者〜ポーカー歴1年くらいの方向けの優しめの記事になっております。
Spin & Goldのルール
まず初めに、このゲームのルールから紹介する。
3max no anteのトーナメント形式で、ランダムに賞金が決まるゲームである。
おおよその内訳は、
2倍 約48%
3倍 約44%
4倍 約3%
5倍 約2.8%
10倍 約2.4%
50倍以上 約0.1%
と、なっている。
おおよそ92%は3倍以下の賞金倍率のゲームをプレーすることになる。Spin & Goldでは、3倍以下のゲームでは全て初期スタックは15bbである。それゆえ、このゲームの約92%は15bb以下のスタックで戦うことになる。
したがって、本記事では15bb持ちの戦略についてまとめる。
記事の内容
BTN, SB, BBの順で、プリフロップのアクション考察を行う。
本記事では、エフェクティブスタック(EF)15bbの、プリフロップについて全パターン確認する。
①BTN
raise 2bb or ALLINの戦略が使用される
参加頻度は32.5%である
・15bb all-inするハンドの特徴
→十分強いが、Flop以降で戦いにくいハンド
※EQ(勝率)を実現性が低いハンド
例> 22のようなローペア、A9o, A8oなど
ポケットペアやAxoの、EQの実現性の低さや相手の3betレンジが関係している。
※ナッツ級ハンドではやらないこと!!
・raise 2bbを選択するハンドの特徴
→ナッツ級 & 参加ハンドの下限のハンド
ナッツ級のハンドを2bbのraiseにする理由は、相手にブラフall-inさせる余地を残すためである。
②SB
②-1 ブラインドヘッズ
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