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刺さらなかったローポケットの扱い方 vol.1 ~2bet pot編~

割引あり

今回はFlopでセットにならなかったローポケットの扱い方についての解説を行います。

みなさん「ショーダウンバリューがあるからとりあえずcheck!」と思っていませんか?

GTO戦略では、想像以上にポケットペアをFlopからブラフハンドとして使用する場合があります。

そこで本記事では、ローポケットをブラフにすべきボードを3つ紹介します。

・刺さらなかったポケットペアをcheckしすぎかな?
・ポケットペアの使い方がわからない…

これらに心当たりがある方は是非最後までご覧ください!

本記事の目的

・刺さらなかったポケットペアをどんなボードでブラフするのか?
・どのようなボードで相手がポケットペアのブラフ過小により、バリュー過多になっているのか?

についての理解を深めることを目的とします。

本記事の内容

・ローポケットをブラフハンドとして扱うボードの紹介
・レンジ全体の戦略とローポケットの戦略の解説
・コラム:均衡戦略の学習方法
・確認テスト

本記事で取り扱うスポット

  • NL50 General GTO - GTO

  • CO vs BB 2bet pot

では、本文に入ります。



① A♠︎K❤︎6♠︎

・レンジ全体の戦略の解説

レンジ全体のGTO戦略は「over bet or check」が特徴のボードです。
知っている方も多いと思いますが、軽く解説を行います。

一旦、下記にレンジ全体の戦略を示します。

レンジ全体の戦略
レンジ全体のアクション頻度

セット、ツーペア、A hitの強キッカーを筆頭にオーバーベットを使用する戦略が特徴的です。
(初めて知った方は、他のボードの均衡戦略と比較して理由を考察してみてください。)
レンジ全体では、約34% が 125% size の over betを使用しています。


・ローポケの扱い

次に本記事のポイントの「5ポケ以下のブラフ頻度」を下記に示します。
(下のポケットペアは全体の4.9%です)

ローポケットのアクション
ローポケットのアクション頻度

5 ポケ以下は 約 30 % しか check せず、約半数以上の割合でラージベット以上の size でブラフベットします。
また、バックドアフラッシュドローの有無によるブラフ頻度の差はありません。


・プールと均衡戦略(GTO戦略)の乖離について

「直感」に従ってプレーしている相手の場合、均衡戦略との乖離が大きいスポットだとおもいます。
そのような相手に対してはエクスプロイトが出来そうなスポットですね。

この記事では触れませんが、どのようなエクスプロイトが有効であるか?についても是非考えてみてください。非常に大事な考察です。


このような流れで、ポケットペアをブラフコンバートする特徴があるボードをあと2つほど紹介・解説します。
最後には、均衡戦略を学ぶ意味についてのコラム と 記事の内容のプチ確認テスト があります。


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