パターを考える
アプローチとパターはスコアの要
誰しもある程度のゴルフ歴、経験を積むと認識する事。
パターについてアマチュアはどれ程に知見があるだろうか?私は無頓着で、パターに関しては鉄板の美学、知識習得には至らない。
パット数は平均スコアの約30〜40%を占める
平均スコア100以上も未満のゴルファーもシングルプレーヤーも平均パット数がグロスに占める割合は約30〜40%程度になるのでは?言い方を変えると非常に重要クラブとも言える。とは言いながら私の様に無頓着な方も相当数いるように思うし、練習に例えると圧倒的に地味な作業になる。ただ、プロの試合、アマチュア競技を見ても、圧倒的にパッティングに良し悪しが勝敗を分けているようにも思う。
グリーンほどコンディションが毎回変わる環境はない
私の2022年平均パット数は32打。微妙な打数と自己認識。
パット数ベストは26打でグロスと共に減っては来たものの、まだ時々35まで跳ねることもあるし、パッティングに自分で鉄板が無いと書いたが、あまり考えすぎると手が動かなくなるし、フィーリングで打つ方がストレスが無いというのが正直なところ。同じコースを毎日周っても同じ環境に出会う事がないのもパッティングであり、様々な環境に対峙する地力は必要と痛感する。
私がパッティングで必ずやる事
・グリーン全体の確認と球の横、前後から傾斜確認
・芯に当てる
・真っ直ぐ打ち出す
5年間はイーデルゴルフのパターを使っている。一応フィッティングしてカスタムオーダーした代物。
気に入った点は、トルクバランスによりヘッドトゥ側が軽い事より限りなくフェースが開閉しない事、インナーウェイトというシャフトやグリップ内にウェイトで加重する事よりパット時のヘッドの効き方をプレーヤーに合わせ調整出来る事。
打たないと距離の出ない、打たなくても距離の出る、つまりそれぞれのパッティングに合わせ縦距離が合いやすいパター。これが超高速ベントグリーンでも高麗グリーンでもまあまあ適用性高い。
今までスコッティ、ピレッティ、ピン、クロノス、オデッセイにベティナルディ、マスダや山田と色々使うも、現在はイーデルがベスト。
理由は繰り返しになるが "縦距離が合うから" 。
パターの帝王学
前述の通り残念ながら目標シングルにもかかわらず "今の私にはバイブルらしきは全くない"。(教えてほしいくらい)
但し、毎度同じ着地になるが、パターも基礎が大事。他のクラブ同様に様々なモデルがあり、L字の様な難しいモデルもあれば、2ボールの様に簡単に感じるモデルもあり多様。自身のフィーリングで選んで良いし、最近はパッティング解析をしてくれるスタジオも増えているようで傾向性から合うであろうパターを選ぶことも出来る。ただ、スタジオの人工芝でいくらパコパコ入れることが出来ても、前述の通り毎回、毎ホール、時に時間により環境が変わるのがグリーン。これに対峙するは、まずは基本となるグリップ、アドレス、芯に当てる、または外す、そして打ち出すべき方向に打てるではないか。加えて縦距離が合えば入るか入らなくともok範囲によるだろう。パッティング前後のアプローチやその他ショットとの相関もあるし、ガチガチにマニュアル化するのでなく、いつでも可能な限り同じパッティングが出来る準備が最重要だと思う。まずはこれで続けてみようと思う。