ゴルフのスランプを考える
ゴルフにはスランプがあり、それはバイオリズムの様
計11年のゴルフ歴でどれほどのスランプがあっただろう?
言い換えると11年のうち9年強はスランプだった様にも記憶する。
つまり調子良いと明らかに意識した時期は非常に短く、何らかの大小に関わらず悩みや上手くいかない時期が非常に長い。
上達の過程?基礎がない?理由は人それぞれだが、自分を今振り返る。
基本を忘れる、その要因は成功体験
自己スランプ要因を表現すると上記。私のゴルフスコア歴は以下の通り。
・3年目で初100切り(97)
・4年目で初90切り(87)
・5年目でベスト更新(84)
・7年目でベスト更新(80)
・9年目でベスト更新(76)
スランプを脱した時にベストを更新
観ていただきたい。ベスト更新した時はスランプを脱した!という自信がある時。毎回過去ベスト更新時はメモも取っているので鮮明に記憶している。
言い換えると、上記以外はスランプの時期。何と長い事か。
・最初の5年間=85を切るまでは毎年更新
・以降の5年間=84以降は2年毎の更新
この意味は?
1打の重みが変わる
80前半ゾーンの1打と90台〜80後半ゾーンの1打は重みが変わると理解している。当然70台では更に別格だと。これは正しいと思う。
では、重みが変わる → スランプの深さも変わる → スランプ長期化?
それは違うと今は断言出来る。(あくまでも私の場合)
ベスト更新は成功体験、成功体験が本質を見誤らせる
過去の私のパターンだが、ベスト更新すると "今が絶好調" と勘違い。
堅実な練習方法だったのに、飛距離が欲しくなったり、急にyoutubeを見たりと、とにかく目先の不要なる要素に囚われることを繰り返し始める。
これが以前は急速に、近年は緩やかに、となった結果近年のスランプ長期化を創出したと理解しており、以下が私のパターン。
・より良いスコアを出す為、ラウンド数、練習数増
・欲に負け基本がブレ始める(色々が雑に)
・最初にグリップとアドレスが狂い前傾は猫背に
・最初の症状としてスエー(左膝が動く)が発症し捻転不足に
・次に横振り気味になり球がつかまらず、帳尻合わせにスイングテンポ加速
・手打ち傾向になり当たり前の様にショットが乱れる
スランプと対峙するは、自身のマネジメント
今までスランプになると、練習方法を変え、クラブをつかまるモデルに変え更にチーピンが発生して、ラウンドで上手く行かずゴルフが嫌いになりかけたり。自己責任なのに他責に置き換え対処しようと。
"結局全て自己責任で基本を見失った罰"
このパターンを1-2年前に改めて認識してからはスランプ自体は従来の1-2年ではなく、1-2週間周期に短期化できる様になった。もちろん今でもスランプを感じることはあるが、周期や谷の深さを緩和することが可能に。
"年齢" と "メンバーシップのホームコース"
恥ずかしくも赤裸々に言えば、上記が理由だと考える。
結局、仕事上のツール、自分が楽しければ良いと考えていた今までのゴルフから責任を感じる様になったのだと理解している。
そのきっかけが、満50歳という年齢に加えて、メンバーシップのホームコースを持った事の様に想う。ホームコースの月例などの競技も出たい、ゆえにHDCPも必要。更に仕事の接待等はホームコースにゲストをお迎えする立場。
キャディさんとメンバーの共同でゲストを持て成し、出来れば過去イチの思い出になるプレーになって欲しい。その為に、自己プレー、マナー、エチケット、所作、言動などを知らずに意識していた。
基本に勝る王道なし
ゴルフは自己責任のスポーツ。
基本が最重要でありこれに勝る事はない。
満50歳になり過去関わった人々や先輩の発言やアドバイス、更には歴史の中で残る格言など、こう言ったモノに深い本質を感じる今日この頃だが、ゴルフに於いても全く同じ。
48歳時に "残りの人生、あと2000ラウンドしたい" と決めた。
出来れば有終の美を飾りたいと想う。
スポーツは心技体。心のあり方で体を整え、技術を発揮する状態にしたい。
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