失われた療術のゆくえ
現在まで残っている情報が少ないため、人類史上において最も施されたであろう療術について知る術が一般的にあまりない。
療術は足助體操のルーツであり、體操の創始者である足助次朗(1901〜1985)先生は療術家でした。
次朗先生の話は、足助照子(1928~2015)先生からよく聞いてたのと絶版になった先生の著書を何度も読み返しました。
足助次朗先生は、日本療術学会初代会長であり、生涯において相当深くその分野を探求された本当に素晴らしい治療(療術)家でした。
数あるエピソードは今日では驚くような昔話ですが、、書くと長くなりそうですのでゆっくり書いていきたいです。
今回は失われた療術について 「療術」とは、治療の療に術
それは、街に病院や薬局はなくドクターもまだいない時代には、ずっと当たり前のように受け継がれてきた民間治療である自然療法です。
手当てのような類は療術そのものです。
人類で最も古い有名な療術家はお釈迦様だとか。お釈迦様が、身体のよくない人に施された施術やイエスキリストが起こした奇跡なども療術と言えます。例えば聖書にあるイエス様がライ病の人を治療した術も療術です。
または、家庭内で発熱した子に母親が手を当てたり、痛む箇所を撫でたり、摩ったりするのも療術です。応急処置や慢性的な病にも使われていたようです。
よく整体治療のことを療術だと思われますが、根本的には異なります。現在の整体や理学療法などはどれも西洋医学だというのは、解剖学など必須だからでしょうか?
靈氣手当て療法の冨田流開祖の冨田魁二先生は、戦前に門下生600人はいたという足助先生より世代の上の療術家ですが、その大先生の著書「靈氣」には、学問は靈氣治療の妨げになりよくなる病も治りにくいと書かれています。
丹田が圧迫しないように正座か片膝を立てるかで姿勢のよい状態で手当てをし、精神統一せよ。
病人がよくなるかよくならないのかは、療術家の人格による。そして、治療家自身が信じていること、本心から信じていることが必要だと、よくなると一心に信じること、そして愛が必須条件であり、治療効果は人格向上の副産物であるとも記載されています。このような考え方は今の社会では無理がありますが、衝撃的てす。
西洋医学一辺倒に傾いた今日のことを何十年も以前から危惧されていた足助先生は、最後の療術家と言われています。
もし、この世に療術がなくなってしまえば人々は苦しむと、どうにかして後世の私たちが苦しまないようにと、たとえ療術家が存在しないような世になっても、すべてが失われることのないようにどなたでも習えば自宅で簡単に出来るようになる足助式医療體操(asuke taisou)は、まさに失われた療術の結晶なのです。
療術的な効果を期待していただくことになるでしょう!!
足助式體操の教室を関西で開催しています。簡単に寝ながら出来る運動ですので、寝たきりの方でも出来ます。オンラインの対応も希望があれば検討します。
また、新しく興味を持たれた方、新規の教室の開催も人数が集まれば、随時開催します。
下記のメールにてご連絡してください。
0720enlight@gmail.com
神戸NHKカルチャーセンター 第2(水)15時~1630大阪
大阪NHKカルチャーセンター 第4(金)1530〜17時
難波市民学習センター
阿倍野市民学習センター 第2.4(木)10時~1130
中崎町 第2.4(土)14~16時
プレラ西宮北 第2.4(水)1830~20時
アプリ甲東園 月末 (月)1330~15時
長岡京市バンビオ などで定期的に教室を開催しています。
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