ツンデレ彼女の日常 6話
予定していた旅行当日
その街を観光したいので
結構早めに家を出る
蓮 : zzzz
行きの車で寝てしまった蓮加だった
〇 : 朝早かったししょうがないか笑
〇 : 写真だけ撮っとこ
助手席のシートを倒し毛布を掛けながら寝る蓮加の写真を撮る
二時間後
目的の場所に着き、観光する
お昼ご飯食べたり海に行ったりお土産を買ったりした
〇 : そろそろ旅館行きますか
蓮 : うん
〇 : 今度は迷子になんないでね笑
蓮 : 〇〇だから
お土産を買う時に商店街に入ったのだが
一瞬だけ別々で見ていたら逸れてしまった
〇 : じゃあ俺が迷子にならないために
蓮加に荷物を持っていない手を差し出す
〇 : 手繋いでくれますか?
蓮 : ...うん
手を繋ぎながら旅行に向かう
部屋に入り夜ご飯を食べ終え大浴場に行く
〇 : じゃあ先出てて良いからね
蓮 : うん
男湯
〇 : ふぅ〜きもちぃ〜
〇 : つかれとぶ〜
女湯
蓮 : ふぅ〜
蓮 : ...〇〇
一時間後
〇 : ただいま
蓮 : おかえり
〇 : コーヒー牛乳買ってきたよ
蓮 : ん、ありがと
コーヒー牛乳を飲んで一緒にゴロゴロした
〇 : じゃあそろそろ露天風呂入ってくるね
部屋には個室露天風呂が付いている
俺は風呂が好きだから露天風呂があるこの旅館を選んだ
〇 : ふぅ〜きもちぃ〜
〇 : 冬だから寒いけど笑
すると脱衣所の扉が開く
蓮 : 私も...入る
〇 : 蓮加?!
バスタオルに身を纏う蓮加が入ってきた
蓮 : あんま...見ないで...
〇 : あっごめん
俺は街の方に向き直す
すると蓮加は隣に入ってくる
蓮 : ...
腕が触れるぐらい近づく
蓮 : ...
〇 : どうした?入りたくなったの?
俺は街が見える前の方を向いて話す
蓮 : ...うん
蓮加は俯きながら答える
〇 : そっか.....あったかいね
蓮 : ...うん
すると蓮加が触れ合っていた腕を絡め腕を組む
蓮 : ...
〇 : 蓮加...
蓮 : ねぇ
蓮加が顔をあげ俺の方を見る
〇 : どうした?
蓮 : こっち...見て良いよ...
〇 : ...大丈夫なのか?...
蓮 : ...良いよ
俺はゆっくり蓮加の方に首を向ける
すると蓮加と目が合う
〇 : 蓮加...
蓮 : 〇〇...
そしてそのままお互いの口を合わせる
〇 : 蓮加...
蓮 : 〇〇...
そのままお互いを抱きしめる
蓮 : ...あったかい〇〇
〇 : 蓮加より長く入ってたからかな笑
蓮 : 確かに笑
〇 : いつもより積極的だね笑
蓮 : 最後にもう一つだけ...良い?
〇 : ん?
蓮 : ...
蓮 : ..."しよ"
〇 : え?
蓮 : 蓮加だって...大人だもん...
〇 : 蓮加...
抱きしめ合っているのを一度離す
すると胸上まで隠しているバスタオルを取ろうとする蓮加
すると蓮加の体が震えていることに気がつく
蓮 : ...
〇 : 蓮加...
バスタオルを取ろうとする蓮加の手を抑える
〇 : 無理しなくて良いんだよ
蓮 : ...
もう一度抱きしめる
〇 : 怖い?
蓮 : ...うん
〇 : どうして急に言い出したの?
蓮 : 私の友達が彼氏と最近初めてしたって言ってて...
蓮 : 蓮加も頑張りなよって...言われたから...
〇 : ...
蓮 : ...
〇 : 良いんだよ。俺たちのペースで
〇 : こんな怖がってたらこっちも怖くなっちゃうよ笑
蓮 : ...
〇 : また今度でも良い?
蓮 : ...うん...ごめんね
抱きしめていた体を離す
〇 : 今日明日は温泉旅行楽しもう?
蓮 : ...うん
そしてまた腕を組み街の夜景を眺めながら
二人で一緒に体を温めた
続く
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