ツンデレ彼女の日常 4話
蓮加が水族館に行きたいとのことだったので
2人で水族館に行く
蓮 : 水族館♪
〇 : 楽しみだね
蓮 : うん
いつもの素っ気ない蓮加に戻ったとはいえ
水族館行くのは楽しみなのだろう
駐車場に着き、車を降りて水族館に歩く
蓮 : 運転ありがとね
〇 : はいよ
〇 : 外から見ると結構大きいんだね
蓮 : ね
〇 : 迷子になんないでよ？
蓮 : 〇〇が離れなければいいんだよ
〇 : じゃあ離れないようにこうしよ？
そういって手を差し出す
蓮加は俺の手に自分の手を合わせ指を絡み合わせて握る
〇 : これなら俺が離れないでしょ？
蓮 : うん
そうして2人で水族館の中に入る
〇 : お〜結構人居るねー
蓮 : ね
返事をした蓮加が繋いでる手をさらに強く握る
〇 : 離れんなよ、蓮加
蓮 : うん///
手を繋ぎながら水族館を歩き回った
蓮加は写真を撮ったり、すごく楽しそうにしてる
そして深海魚やクラゲなどの少し暗めの部屋に来た
〇 : 水族館にしては暗いな〜笑
蓮 : ...
すると繋いでいた手を離し、俺の腕に抱きついてくる蓮加
〇 : 少し怖いな笑
蓮 : ...うん
蓮加は重度の怖がりではないものの、少し怖いものが苦手である
〇 : 早く抜けちゃおうか
蓮 : うん
全てを見回り、最後にショーを見ることにした
でも
蓮 : どうしよ...
〇 : どした？
蓮 : 席が1番前しか空いてない...
〇 : まじか...濡れたくないよね？
蓮 : うん
2人ともみたいだけなので濡れたくないのだ
〇 : どうする？絶対濡れるよ？
蓮 : 我慢するしかないじゃん...
1番前の席に行き、始まるまで待つ
〇 : タオル持ってきたから顔に掛けな？
蓮 : うん
そしてショーが始まった
最初はイルカショーだったので蓮加も写真を撮って楽しんでいたが
アナウンス : 次はシャチショーです
アナウンスが入り、シャチショーが始まった
俺たちが座っているのは1番前だが
端から2つ目の長い椅子に座っている
〇 : 真ん中に座っている人達、びしょびしょだね
蓮 : あーなっちゃうのかな
そして自分たちの前でシャチが飛んだ
そして大きい津波が自分たちに押しかける
蓮 : いやっ
その瞬間、蓮加に抱きついた
そしてシャチショーが終わった
蓮 : 〇〇...
〇 : んー、あっ蓮加大丈夫？
蓮 : 私は大丈夫だけど...〇〇こそ...
〇 : 濡れたの後ろだけだから大丈夫だよ笑
〇 : それより蓮加は濡れなかった？
蓮 : 私は...少しだけ...
〇 : なら大丈夫だね。さっそろそろ行こうか
蓮 : ...
〇 : あっお土産見る？
蓮 : 見る...
そして2人でお土産を見て回る
蓮 : ねぇ
〇 : ん？
蓮 : ぬいぐるみ...買ってもいい？
〇 : おっ良いよーどれ買うの？
蓮 : ペンギンが良い
〇 : おっけーじゃあ買ってくるよ。他に欲しいものある？
蓮 : じゃあこれも...
それはイルカのペアルックのキーホルダーだった
〇 : おっけー。じゃあ買ってくるよ
蓮 : うん、ありがと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
振り返りレジに向かう
後ろが濡れてる〇〇の姿が目に入る
私は〇〇とは違うレジに並ぶ
そして〇〇と合流して駐車場に歩く
〇 : あれ、蓮加なんか買ったの？
蓮 : うん
〇 : そっか、あっはいこれペンギンとキーホルダー
蓮 : んっありがと
〇 : はいよ
風が強く吹く
〇 : 寒ぅ、冬って辛いな
蓮 : ...
そして2人で車に乗り込む
〇 : よし出発するよ。シートベルトしてね
蓮 : ...
〇 : 蓮加？
蓮 : これ...
〇 : ん？
開けると中に長袖の服とズボンが入っていた
〇 : これは？
蓮 : 〇〇寒そうだから...買ってきた
〇 : 蓮加...
蓮 : 守ってくれたから...
〇 : ありがと...蓮加
〇 : すごく嬉しいよ
蓮 : 早く着ないと風邪引くよ
そう言われその服とズボンに着替える
〇 : どう？
蓮 : ...普通笑
〇 : 普通って笑でもありがとね
蓮 : うん
〇 : さっ行こうか。次どこ行きたい？
蓮 : お昼食べに行こ
〇 : そうだね。さっしゅっぱーつ
そうして車を走らせる
蓮 : ...
運転してる〇〇を見る蓮加
蓮 : ...
蓮 : ( ばか...)
蓮 : ( 〇〇に似合わない服なんてないよ...)
蓮 : ( ...かっこいいよ...〇〇 )
〇 : ん？どうした？
蓮 : ううん、なんでもない
〇 : あっそう？
蓮 : うん、あっ蓮加うどん食べたい
〇 : うどんねおっけー
お互いの優しさが出たお出掛けでしたとさ
続く
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