憧れは盲目。ひとつの関係性の終了
ようやくケリをつけた。
ずっと憧れていた相手は、よくみたら自分だった。
わたしはずっと自分に恋をしていたのだ。
心理学的に言えば投影。
他者を見て感じたことは、実は自己の内面を投影している。
ポジティブネガティブかかわらず、すべて。
そうして泥沼のような場所から這い出てみれば
相手もまた、わたしと同じように自己陶酔の世界にいた。
相手は、自分に都合の悪い記憶だけ消してしまったのだろうか。
ずっと私だけが悪いかのような言い方をする。
どんな夢をみているのだろう。
相手もわたしも、きっと自分大好き人間だ。
夢のなかの夢からめざめて
わたしは自分のほんとうの人生を生きていく。
人間は業が深い。
自分のみたいように世界をみる。
自分で創った世界にのめり込みすぎるとおかしなことになる。
ほんとうの意味でさようなら。
しあわせで、たのしくて、くるしくて、にくたらしい夢を
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