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今日の悪夢日記#1 親友を引き篭らせる

高校でできた親友と一緒に帰省して、実家に1週間ほど泊まることになった。週の前半は音沙汰なく過ごしていたが、後半に些細なことがきっかけで取り返しのつかないことになってしまう。

風呂の入り方のルールで揉めに揉め、私が彼女に「お前なんか大嫌い 消えろ」という非常に幼稚な罵声を浴びせ、引きこもりに追いやってしまったのである。

その場所というのは伯母の部屋であった。つまり、私の実家に親友が引きこもっているということである。かなりおかしな状況だ。
母は、娘が親友に引きこもりをさせるほどの深い傷を負わせてしまったことに罪悪感を覚えたのか、朝昼晩毎食食事を準備しドアの前に置く。
そして同じ場所で部屋にいる親友に聞こえるように私に説教をした。
私はといえば、事の重大さに気づき毎日のようにドアの前で謝罪を行った。しかし、帰省が終わっても一向に扉は開かなかった。

季節が何度変わって何度帰省しても、彼女はまだその部屋のなかにいた。謝罪も幾度となく行えばただの作業に様変わりする。「帰省の度に部屋の前で親友に謝罪をする」という恒例行事が誕生した。
母も、仏壇に線香をやれ、というのと同じテンションで「ホラ、謝ってきな〜」と言うようになった。帰省して手を洗うよりも先にである。

以上が今日見た夢の話である。この親友に対してでは無いが、最近友人の言動に対して耐えられない部分があるためにこの夢を見たのだろう。
友人に代わって私の罵声を受けてくれた親友、本当にごめんなさい。今はつくばにいるため友人を実家には引きこもらせられないが、もしかしたら筑波大学の地下とかに引きこもらせてしまうかもしれないので、もう少し我慢してみようと思った。

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