ライブ配信のセキュリティと特定方法


これからライブ配信活動をしようと考えている方や既に活動している方、個人情報についてどのようにお考えでしょうか?

サイト自体がランサム攻撃に遭ってしまったら利用者側としてはどうすることも出来ませんがこれは稀なことです。特定はファンかアンチか特定を趣味としている人物によって行われます。
ライブ配信は顔出し動画配信、ラジオ配信、バーチャル配信等々色んな配信スタイルがあります。私は初期の頃だけ少し動画配信をしたことがありますが98%はラジオ雑談でした。
個人情報に関しては動画よりもラジオのほうが守りやすいのですが配信の難易度はかなり上がります。動画で顔出しだと時間の問題で特定は起きると思ったほうが良いです。

特定する側もファンが特定するのか?アンチが特定するのか?で変わってきますが、配信中に個人情報を特定しようとする人は、いくつかの方法を使うことがあります。
例えば、配信者が不注意で画面に個人情報を映してしまったり、配信中の発言から手がかりを得たりします。また、過去の配信やSNSでの投稿などからも情報を集めることがあります。だから、配信者は個人情報が漏れないように細心の注意が必要です。これらはアナログ的な方法で個人情報を特定されるケースです。これに加えて、IPアドレスを使って位置情報を特定するような方法があります。配信プラットフォームのセキュリティが弱い場合、視聴者が配信者のIPアドレスを取得し、そこから大まかな居住地を特定する可能性もあります。
また、投げ銭を通じて支払い情報が流出したり、SNS連携の際に誤って個人アカウントがバレたりするリスクもあります。このようなケースでは、配信者がVPN等を使ってIPアドレスを隠したり、SNSと配信アカウントを完全に分けることが重要です。
配信者としては気をつけるポイントが多いですが、しっかり対策を取ることでリスクを最小限に抑えられます。特にVPNの活用やセキュリティソフトの利用、個人情報を徹底的に伏せることが、安心して配信を続けるためには大切です。他に心配なことがあれば気軽に聞いてくださいね。
配信者がハッキング被害に遭い、個人情報が流出したり、アカウントが乗っ取られたりする事件もあります。また、視聴者が悪意を持って配信者の個人情報を調査し、インターネット上で公開する「ドキシング」行為も問題となっています。
通常、視聴者が直接他のユーザーのIPアドレスを引き抜くことは難しいですが、セキュリティが弱いサイトや偶然ハッキングの技術を持っているファンやアンチに当たってしまった場合だと次のようなリスクが生じることがあります。

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