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楽しいかと言われれば

趣味のひとつで、陶芸をしている。

陶芸は以前にも20年ほど前に、
2年ほど近所の教室へ通っていた。
ペットのフードボウルから、茶香炉など色々作った。
未だ、現役で使っているものも沢山ある。

色々忙しくなり、教室は辞めてしまった。
あれから20年、ふとまた土を触りたくなり、
新たな教室で陶芸に向き合うことになった。
(以前の教室は、もう閉業さえていた)

新たな教室へ、自由な雰囲気が気に入って1年弱通った。
何も口出しされない、何をどんな技法で造ろうとも
自由に土を触らせてくれた。
ある程度の技術がある、もしくは本当に自由奔放に作陶したい人には
最適な教室だろう。

こうやって放って置かれて初めて
以前の教室がどんなに色々サポートしてくれていた事か
身に染みてわかった。
土の菊練りも、ロクロの中心出しも、私は何も出来ないのだ。
教えてもらえないと何一つ作れない・・・・

以前の教室で、それなりに作品が沢山出来上がっていたのは
先生が殆ど大切な部分はやってくれていたのだ。

自由に放って置かれるのはいいが、ここに居ても何も上達しない。
そればかりか変な癖がつき始めてる。

新たな教室をやっと見つけた。
カリキュラムに沿って、基礎をみっちり教えてくれながらの
作陶。

あれから半年ちよっと。
何一つ満足できる作品は造れていない。
技法、使う道具も決められている。
菊練りも、中心出しも、土殺しも全て自分。
でも、ロジカルに説明を都度して頂ける。
正直、楽しいのかと言われたら、最近そうではない。
でもきちんと基礎から習うのを望んだのも自分だ。

はがゆいけど、やっぱり向き合ってしまう趣味の陶芸。

いつか楽しいと思える域に達するのを目標に
作陶した三連休でした。

写真は、本日「玉造り」の課題で作った、飯茶碗。

全て1から自分一人でやった!
来週は底を削る(こうだい)予定。





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