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*杉江松恋さん×原田ひ香さんの対談を見に行ってきました*📕


みなさま、こんにちは(^_^)🌼
今日は忘れないうちに、書き留めたいことを書かせて頂きたいと思います*

2/1に小説家の原田ひ香さんと書評家の杉江松恋さんの対談が池袋コミュニティカレッジというところでおこなわれていたので行ってきました📕✨



対談を聴きにいこうと思ったきっかけ


去年の10月くらいに久しぶりに小説を読んで面白くて楽しい!と思ったのが、原田ひ香さんの本でした^^

「古本食堂・新装開店」という小説です💡
これは「古本食堂」の第2弾のシリーズもので、最初の「古本食堂」のほうはまだ読めていないのですが、新装開店から読んでも十分に楽しめる内容でした*


少し話がずれてしまうのですが、とある時に母から「自分の趣味の仲間で講演会をしている人がいる」といってチラシを見せてくれました。

その方は池袋コミュニティカレッジで講演会をされると書かれていました。
母から教えてもらった方は私はさらっとだけしか見ていなかったのですが(すみません汗)、
なんとなく池袋コミュニティカレッジのwebページを開いてその方の次の人のページをクリックしたら・・・なんと原田ひ香さんの対談お知らせページが出てきました💡

びっくりしましたが、丁度「古本食堂新装開店」も読み終わったあとだったので、とてもタイムリーでした👀💡

タイムリーすぎて、神様さんのお導き(?)だと感じたので、迷わず行くことにしました📕💡


*対談会①*


書評家の杉江松恋さんとの対談でした*
私は杉江松恋さんという方は存じ上げなかったのですが、対談を聴かれていた方はみなさんご存じな雰囲気でした🙇‍♀️

杉江松恋さん
日本のライター・文芸評論家・書評家。
慶應義塾大学在学中は推理小説同好会に所属していた。
おもに推理小説などの書評や寄稿を中心に活動している。また、映画のノベライズも手掛けている。

Wikipediaより

原田ひ香さん
日本の小説家・脚本家。
2005年「リトルプリンセス2号」で第34回NHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募(現・創作ラジオドラマ大賞)の最優秀作を受賞。
2007年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞を受賞して小説家デビューする。
~単著代表作~
2011年「東京ロンダリング」、2017年「ランチ酒」、2018年「三千円の使いかた」、2019年「まずはこれ食べて」、2022年「古本食堂」、2024年「定食屋「雑」」、「古本食堂・新装開店」等

Wikipediaより



杉江松恋さんが原田ひ香さんの紹介も兼ねて仰っていたことがとても共感できました💡

杉江松恋さん

原田さんの小説は、
・「世代の離れている人を書くのが上手い」
⇒わかります‼
まだ2冊目の途中しか読んでない新参者の私が共感するのもおこがましいですが(笑)、本当にこれは共感できます。
例えば「古本食堂・新装開店」では、古本屋を経営している親戚同士の主人公が出てきて、珊瑚さんという方は70代・その姪孫の美希喜ちゃんは23~4歳の女性なのですが、二人の会話の雰囲気が本当に年代に合っているのです。
また自身が今読んでいる「三千円の使いかた」という小説も、御厨家とお金にまつわるお話なのですが、祖母の雰囲気や就職して一人暮らしをしている孫の会話の雰囲気が本当に近くに居そうな程、リアルだと感じます。


・「物語の中で小道具を使うのが上手い」
⇒これもすごくわかります‼
特に食いしんぼうの自身はこれで原田さんの小説ファンになった経緯もあります(笑)
「小道具」というのは小説の中に出てくる料理や飲食店、お金、等、物語と絡ませている物です。
原田さんの物語に出てくる料理も実際あるかのように、リアルで美味しそうだなぁ~~としみじみ感じられます。

・「読んだ後はベタベタしないけど、心に残る感じがする」
⇒こちらは確かにわかります‼
といってもわかりますというほど、たくさん小説を読んでいる訳ではないのでおこがましいことは言えません。
けれど、私みたいに久しぶりに小説を読む人も一気に引き込んでしまうくらい読みやすく、読んだあともなぜかすっきりした気分になることができます。
ベタベタした感じがしないという杉江さんの感想は本当にそうだなぁと思わせて頂きました。


*対談会②*


対談はとてもボリューミーで、たくさん書きたいことがあるのですが、書ききれないので・・・🙇‍♀️
原田さんが仰っていた言葉でとても心に残った言葉を集めてみました。

「特に女性は服装が時代を反映すると思っている」
「時代に合わせてカレーは変化してきた」
「決して華やかな人が幸福になるとは限らないということを描いている」

→これは文芸誌で出された短編小説「夏のカレー」の物語で杉江さんに質問を答えたときに仰っていました。
恋愛とカレーがキーワードの物語です。
内容もかなり話して頂きましたが、少し切ない物語でもあります。
まだこちらは読んでいないのですが、人の本質をついた物語だと質問を通して感じました。
またゆっくり読んでみたいなと思いました。

(物語の登場人物を書く時に)
「自分が小説家という肩書きを取っ払ったらどんな仕事ができるのだろう?」と思い考えながら登場人物も練りだされているそうです。

また原田さんが生み出した物語の登場人物について、
「どこか芯のようなものは似通っているのかもしれない」
と仰っていました。

あと対談をお聴きしていた方からの質問で、
料理などは実際に作ったものを書いているんですか?
と質問がありましたが、
「飲食店のもの以外は、実際に1回作ってから書いてます」と仰っていました!
だからリアルに美味しそう・・・!と感じられるのですね!
こちら、聴くことが出来て嬉しかったです^^



*貴重なサイン頂きました*


対談会の最後は原田ひ香さんのサイン会がおこなわれ、並んでサインを頂くことができました!
サイン頂いて感動です・・・!!^^✨
「古本食堂・新装開店に出てくる飲食店の料理がとても美味しそうでした🍤」と伝えさせて頂いたら、「神保町のカレー屋さんも美味しいですよ^^ぜひ行ってみてください^^」とお話してくださいました🙇‍♀️
とても嬉しかったです🙇‍♀️✨




私にとって、このようにとても貴重なお話をお聴きできたことは宝物のようです。

「夏のカレー」や「古本食堂」、「ランチ酒」など原田さんの他の物語もじっくりと食べ物の描写も味わいながら、読ませていただきたいと感じました🙇‍♀️✨


2/1の奇跡的な1日の出来事でした^^📕💡
長くなりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました*

それではまた、お会いしましょう~🌼💡



まっちゃ



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まっちゃ
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