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放射線治療のはじまり #14 乳がんnote

10月半ば 放射線治療が始まった

術後3瞬間後くらいの診察で乳腺外科の主治医が放射線科の予約を入れた

私のような状況の人は
詳細な定義まで聞かなかったけどたぶん
Her2陽性タイプで術前治療後手術をして
完全奏行となった人のことだと推測しているけれど

今後の標準治療では放射線治療は不要になるらしい

だけどまだその検証(?)中の段階らしく
今の私は放射線治療が必要とのこと

放射線治療の先生と面談で25回の治療を告げられた

翌々日に放射線治療のためのCT検査

どこにどのように照射するかの計画のためのCT
もちろん造影剤点滴もないので痛みなどはない
照射の目印に体の正面に大きな十字とおへその高さの両脇に小さな十字が書かれた

帰りに検査着とマーカーペンを渡されて
検査着は25回終わるまで持ち帰りで洗濯は適宜
CTから治療開始まで数日あったので描かれた線は消えそうになったら渡したマーカーペンで描くようにとのこと

自分で描くのはちょっと難しい
厚めの紙を定規のようにあてて線を引いた

病院によって自分で描かないように言われるところもあるらしい

平日毎日の通院が始まった

治療は着替えて待合で待っていると
番号ではなく名前で呼ばれる

放射線室の入り口にはアンパンマン
機械までの通路の壁にポケモン
機械の目に入るところにすみっこぐらしの仲間たち

小さい体で大きな機械で治療する子供たちがたくさんいると思うと自分のがん治療より心が痛くなる

放射線室に入ると大きな機械の下に硬い板状のベッドがあり仰向けに横になって腕は上げて足の下にはクッションのようなものを置かれる
検査着は肩についたマジックテープをはがして前側を開けて肌に描いたマーカーのラインと機械を合わせたらまた検査着をかけて照射スタート
私の場合 所要時間は5分ちょっと

25回平日毎日の通院
道路の混み具合と仕事の合理性から予約は朝1番の8時過ぎにした

会計は1カ月まとめられる病院もあるようだけど私の病院は週一払い

支払い待ちは週一に減るけど
その前の支払い受付は毎回必要とのこと
やっぱり朝いちにしてよかった

これから放射線による赤みなどの副作用がどれだけあるのかないのか読めないけれど10回目を終えた今はうっすら照射部分が茶色くなってきた

他の病院ではとにかく保湿をするように言われるようだけれど私の病院では何も言われていない

赤みや痛みなどがあれば
放射線技師や週一の医師の診察で相談して薬を処方するとのことだった

毎朝の起床が少し早くなったせいか
毎日の治療の疲れか日中かなり眠くなる

ちなみにウィッグは最初に受けた治療説明で取るように言われベリーショートにも満たない頭で放射線治療時だけ待合室も脱ウィッグしている

放射線治療も終わりある治療
カウントダウンで乗り切ろう

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