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「私にも大きくなったら赤ちゃんできるかな〜?」と4歳の娘に聞かれたら。
こんにちは!
風香です。
先日、noteに子どもに伝える「性」について
私自身の学びや娘たちと3歳ごろから読み始めた本について投稿しました。
そして…。
前回の投稿内でタイミングが来たら子どもと読みたいと紹介した「げっけいのはなし いのちのはなし」という絵本を読むタイミングがあっという間に来たのです。
驚きながらも心の準備をしておいてよかったと感じた実体験を報告します。
少し前に買ってあった絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」
最初に自分1人読んだ時
包み隠さないまっすぐな内容に
大人の私がドキッとしてしまい
本棚に並べる勇気が出ずに数ヶ月…。
きっとそのうち娘たちも
「どうやって 赤ちゃんはお腹に来るの?」
という疑問に行きつくだろうなとこの頃感じていました
何度か1人で読んでいて
心の準備をしていました。
もし疑問に行き着いたときこの絵本は
私が子どもたちに伝えるのを手伝ってくれる
自分でうまく説明できるか不安なことを
まっすぐ伝えてくれると感じていました。
そして先週
私の読む本が並ぶ本棚に並べました。
(子どもたちの本棚の一つ上の段、子どもの段にはまだ置く勇気でないけど見えるところへ…。)
そして昨日、長女と次女がお風呂あがりに
「だいじ だいじはどこでしょう〜」
「お尻!頭!かだら!」と話しているのを聞いて
「そうだね〜、どれもだいじだね。
自分の体はじぶんのものだからね。
とと(父)やかか(母)でも
〇〇ちゃんの許可なく触ったりみたり出来ないんだよ。」と話していました。
すると急に次女が
「私にも大きくなったら赤ちゃんできるかな〜?」と言いました。
「大人になって赤ちゃんを産める体の準備ができたら女の子だから赤ちゃん産めるかもしれないね。」と言いました。
(今書いていると、体の準備もだけれど「大切に思う相手ができて、お互いに子供が欲しいと思ったら」と言うことは今後伝えていきたいところ。)
すると長女がすかさず
「そうだよ!赤ちゃんは男の人と女の人がいないといないと生まれないんだよ!」と言いました。
赤ちゃんができる仕組みまでは知りませんが、
男女がいないと赤ちゃんは出来ないと話したことがありました。
「そうだね、女の人の体にある卵と
男の人の体にあるいのちのもとが
一緒になって赤ちゃんになるんだよ。」
「女の人の卵ってどんなの?」と気になる様子の長女
これはもしや!?!?
これはあのお守り絵本を読む時が来たのでは!?
そのうち来るだろうと思っていた「その時」は
本棚に出して1週間、あっという間に来た!!!?
「体の中にあるからかかも実物は見たことないんだけど。詳しく描いてある絵本があるから一緒に読んでみる?」
「うん!!どこにあるのー??」と興味津々
その日の夜、ベッドで長女と次女と3人で絵本を読みました。
興味深々の2人(次女はちょっぴり眠そう)
絵本を読んだら娘たちどんな反応するだろうと
内心ドキドキしながらも
以下のことを意識しながら読みました。
【恥ずかしそうにしない】
【ゆっくりと読む】
【娘の反応を見ながら読む】
娘にとって初めての情報もあるので
急がず、途中で娘の質問に答えながらゆっくり読みました。
途中長女は「今までかかが生理の時にみたり聞いたりしてたから知ってるよ。」
「へ〜げっけいとも言うんだね。」
「前より詳しくわかった!」
と言っていました。
(次女は途中から夢の中へ)
長女は6歳、
これまで母親の月経をみている。
その度に疑問に思うことを聞いている。
絵本を読んでもっと知る。
そうやって少しづつ娘の中に
「性」や「生」についての知識が
溜まっているんだなぁと感じました。
最後まで読んで長女と話していると
生まれてきてくれたことを
とても尊く感じました。
「生まれてきてくれてありがとう」
と伝えるととても嬉しそうに
恥ずかしそうに笑っていました。
そして今朝改めて、「昨日絵本を読んで特にどこが詳しくわかった?」と聞いてみると
「私はかかの生理を見てるから、女の人に生理が来るのを知ってるけど、お友だちには知らない子もいるかもしれないってこと。だってお母さんが生理の時にお風呂に一緒に入ってなければ見ないもんね。お父さんとお風呂に入ってる子もいるかもしれないしね。…(途中略)」
「あとは、むずかしい言葉で(生理を)げっけいっていうこと。」
「あと、げっけいがどうしてあって、どうなってるのか詳しくわかった!」
と話していました。
絵本の中では子宮の絵があり、さらに体のどの辺りにあるかも分かるように
膀胱、子宮、直腸との位置関係も描かれています。(わかりやすくて素敵!)
今まで私が口頭で伝えていた赤ちゃんが育つ袋というのもが
どんなものなのか具体的にイメージできて理解につながったのかもしれません。
成長とともに具体的に理解したこと感じたことを言葉にする力がついてくるものだな〜と感心しました。
4歳の次女はまだ体験したこと理解したことを言葉で表現するのはたどたどしい。
一生懸命伝えようと話す姿がかわいい。笑
3歳の頃、「だいじだいじ どーこだ?」の絵本を読み始めた頃はまだまだ理解するのは難しいかなと感じるところもありましたが、大切なことを端的にまっすぐ伝えてくれる絵本たちのおかげて娘たちの中には着実にインプットされているのを感じます。
娘たちの関心が向いた時
それはチャンスだ!
そっと絵本を置いておく
日頃から疑問に答える
一緒に絵本を読むを
繰り返し伝え続けたいと改めて思いました。
そして、娘は私に宿題を残してくれました。
絵本を読んでいる時「男と女がいれば赤ちゃんできるってことは(絵本に出てくる)お兄ちゃんと妹がいたら赤ちゃん来るんじゃない?」
確かに、、、。その発想は娘の現状の知識では話が通る。。。
しかし大人になっても兄妹ではそうはならない。。がそれをどう伝えるべきか。
子どもを産むという事に関わる沢山の要素が私の頭の中を駆け巡ったわけですが、、うーん。その時出てきた言葉は。。
「確かに、男の子と女の子が体の準備ができて欲しいと思ったら赤ちゃんを授かれるけど、、、。血の繋がってる人の間で赤ちゃんができても元気な子が生まれないことが多いみたいだよ・・・。ちょっと難しいね。またうまく説明できるようにしとくね。」とその場は本の続きを読みました。
男女の体の違いや赤ちゃんができる仕組みを知ったら
どんな関係の男女の間に赤ちゃんを作るのが良いのか伝えていく必要があるんだな〜(あくまで我が子の疑問に沿った場合)子どもの思考や素朴な疑問に導かれて私もどう伝えていきたいか思考したり、学び続ける必要を感じました。
今回の実体験記録はここまで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
我が家のおうち性教育は
まだまだ続く・・・🌱
今回娘たちと読んだ本はこちら。
こちらも本棚におろして早々
娘たちは興味津々で読んでおりました。