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HSPさん親を許せない気持ちがあっても大丈夫

HSP傾向が強くなるのは成育環境の影響も大きい。

わたしは機能不全家族で育ちました。

親のモラハラ、DV
過度な厳しさやコントロール。

愛情も安心感も自己肯定感も
育むことができない家庭環境。

いつも親の顔色をうかがい
怒らせないように殴られないようにと
自分の感情を抑え込み大人になっても
親のために頑張らないとと思ってきました。

でも心の片隅で
「親を許せない」
そう感じている自分もいました。

でも親なんだから
そんな風に思ってはいけないと
そう感じている自分を責めていました。

親なりに一生懸命に育ててくれたはず・・・
「もうわたしも大人なんだから許さなきゃ」
「親を憎むなんて、自分が冷たい人間なのかも」
そんなふうに思うたびに、心が苦しくなっていました。

でも今になって
親を許せないと思うことは、決して悪いことではない
と思うようになりました。

むしろ、それは 「自分の気持ちに正直でいること」
の表れで無理に許そうとしなくても大丈夫なんだと。

許せないのは「傷ついた証拠」

幼い頃から 親に認められるために頑張ってきた ことが多い。

どんなに辛くても「親の言うことを聞かなきゃ」と耐えた
甘えたかったのに「自分が我慢すればいい」と思ってきた
いつも親の顔色を伺い、傷ついても気づかないふりをしてきた。

そんなふうに、「親に愛されたくて、必死に頑張ってきた自分」 がいるんです。

だからこそ、今になって「許せない」と感じるのは
やっとその傷に気づけるようになったから かもしれません。

「許せない」と思う自分を、まずは受け入れてあげてください。

許さないことで、自分を守ることもできる。
世の中には「親を許すことが大切」
許せば楽になる」と言う人もいます。

「許したい」と思える日がくるなら

それは素敵なこと かもしれませんが
それは 「許したくない」自分の気持ちを押し込めることとは違います。

許さないことで、心が守られるなら、無理に許す必要はありません。

「許せない」気持ちがあるからこそ、距離を取ることで自分を大切にできることもあります。

無理に連絡を取らない
会うと辛くなるなら距離を置く
罪悪感を抱かず、自分の気持ちを優先する

「親だから仲良くしなきゃ」と思わなくてもいいんです。
あなたが少しでも心穏やかに過ごせる方法を選んでいいんです。

「許せない自分」を許してあげる


許す・許さないに関係なく、一番大切なのは 「自分を責めないこと」

親を許せない自分を責める必要はありません。
それは、あなたがそれだけ深く傷ついたという証だから。

あなたは、あなたのままでいい。

無理に許さなくても、無理に関係を修復しなくても、
あなたが心穏やかに過ごせる道を選んで大丈夫です。

「許せない気持ちを抱えたままでもいい」

そう思えたとき、少しずつ心が軽くなるかもしれません。
どうか、あなたの気持ちを大切にしてくださいね。

わたし自身も親との距離感にとっても悩みました。
でも50歳をとっくに過ぎているわたしに対して
今も支配とコントロールをしようと必死になる親を見て
このまま親と接していては自分の心が壊れてしまう。
そう感じ今は、ほぼ会わない選択をしました。

そうしたことで自分自身の心の平穏が保たれ
穏やかに過ごせていています。

周りは色々なことを言ってきますが
大切なのは自分自身の人生であって
親の人生ではないと思えるようになったことで
とっても心が軽くなりました。

そのことでHSPの気質も
強から少し弱まっていると思います。

あなたがどんな気持ちを抱えていても大丈夫。

「許せない」と思うのも、
「苦しい」と感じるのも、
全部あなたの大切な感情です。

無理に変えなくてもいいし
誰かに理解されなくてもいい。


でも私はあなたの気持ちを大切にしたいし、あなたの味方。
これからもあなたが少しでも心穏やかに過ごせるように、
このブログで、そっと寄り添い続けますね。

最後までお読みいただきありがとうございます。





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