見出し画像

新大阪→名古屋をコスパよく移動する方法。【EX早特1】

新大阪から名古屋へ移動する際、全区間で新幹線を利用すると5,940円(自由席)かかります。
しかし、EX早特1と在来線を併用し、米原で乗り換えることで、同じ区間を2,000円以上安く行くことができます。
たまたま名古屋に行く用事ができたので、やってみました。


利用ルート

  • 新大阪 → 米原(新幹線 ひかり・こだま)

  • 米原 → 名古屋(東海道本線)


新幹線で新大阪→米原

新大阪8:19→8:52米原 ひかり642号

新大阪からだと、米原に止まる新幹線は毎時2本(ひかり、こだま 各1)。今回は接続の関係で、ひかりを利用しました。

入線は出発7分前くらいでした。土曜日朝ですが、大した行列もなく、自由席でも余裕でE席を確保することができました。

この日の充当編成は、東海スモールaでした。いつのまにか少数派になってきた印象がありますが、まだしばらくは見かける機会はあるかと思います。
8時19分に発車、1号車は15人くらい乗っていたでしょうか。京都でも10人程度乗ってきますが、そんなに混んでいる感じはありません。

米原は8時52分着。ここで5分停車のうちに後続ののぞみに抜かれます。米原からは各号車20人くらい乗車列ができていました。おそらく、滋賀県東部+福井方面からの利用があるのでしょう。

在来線で米原→名古屋

米原9:18→10:29名古屋 特別快速

米原は26分の接続で、特別快速・豊橋行きに乗り換えます。
米原大垣間は30分ヘッドでの運行で、半数は大垣止まりですが、日中以外は1時間に1本ほど、米原から名古屋方面まで直通列車があります。

入線は発車6分前。意外と待っている人は多いですが、8両編成なので窓側が半数埋まるくらいの混雑です。18きっぷシーズンはもっと混むでしょうね。

岐阜までは各駅に止まっていきますが、この列車は近江長岡でも待避があります。撮り忘れましたが、大阪発のひだ25号が追い抜いていきました。
名阪間の移動手段として、大阪から岐阜までひだ25号を使うことも考えられますが、ひだ号の特急料金は新幹線と300円程度しか変わりません。

この日は、前6両が313系5000番台でした。全席転換クロスシートになっているので、名古屋までの1時間も快適に移動できます。
関ケ原や大垣からはかなりの乗車があり、立ち客も多い状態で名古屋に到着です。


まとめ

このルートを利用すると、所要時間は約1時間伸びますが、時給2,000円換算で考えれば、十分に節約する価値があると言えます。曜日や時間帯によっては全区間座れる可能性もあり、コストパフォーマンスは高めです。

ちなみに、近鉄特急ひのとりを利用すると、定価で4,990円、株主優待を使えば4,000円程度になります。大阪難波・鶴橋・上本町が最寄りなら、近鉄特急のほうが便利な場合もあるでしょう。私も復路はひのとり+株主優待で帰りました。

値段
新大阪→米原 2,520円
米原→名古屋 1,340円
合計 3,860円
※新大阪→名古屋(新幹線自由席) 5,940円

所要時間
新大阪→米原 約30分
米原→名古屋 約1時間10分
合計 2時間10分(乗換待ち含む)
※新幹線 約50分

注意点

  • EX早特1の購入が必要

    • EX早特1はスマートEXまたはエクスプレス予約会員向けの割引きっぷです。発売期間は乗車1週間前から前日までなので、当日購入はできません。売り切れることはほぼありませんが、事前に購入しておく必要があります。

  • 大垣で乗り換えの場合がある。

    • 日中時間帯は、大垣で乗り換えとなる列車が多く、朝晩の時間帯も半数は大垣止まりです。米原から名古屋まで直通する列車は限られるため、乗車前に時刻を確認しましょう。

    • 所要時間に大差はありませんが、大垣での乗り換え後に座れない可能性があります。約30分の立ち時間を許容できるかがポイントです。


以上、お読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!