大阪から金沢まで0円で移動してみた。
1. 0円移動って本当?
大阪から金沢まで実質0円で旅行してみました。しかも特急と新幹線に乗って。
・・・という旅をするにあたって今回使ったのは、JR西日本が期間限定で発売している「WESTERポイント超特典きっぷ」です。
私は、普段からJ-WESTカードやEX予約を多用しているので、ポイントはかなり貯まっていました。さらに、7月に出ていた「ひょうご☆乗り放題パス」を利用し、ポイントが大量に還元されていたので、超特典きっぷを利用するには十分なポイント数があったので、使うことにしました。
2. 「WESTERポイント超特典きっぷ」の使い方
*2024年10月現在の情報を基に執筆していますので、利用の際は公式サイトで確認してください。
発売場所
JR西日本の予約サイト「e5489」のみで買えます。窓口では売っていません。
発売・利用期間
発売期間:2024年9月1日(日)→12月26日(木)
※利用1ヶ月前から当日まで発売
利用期間:2024年10月1日(火)→12月26日(木)
利用可能列車
北陸新幹線(かがやき・はくたか・つるぎ)または特急「サンダーバード」の、出発駅を基準に「11:00~13:59」及び「19:00~21:29」に発車する列車以外が利用可能。
値段例(大人1名、普通車、通常期)
大阪~福井 1,820 ポイント
大阪~金沢 2,350 ポイント
大阪~富山 2,570 ポイント
*繁忙期、最繁忙期、閑散期はここから50~100ポイントの変動があります。
*京都発もあり。
距離が201kmを超える区間(大阪からだと芦原温泉以東)は、特定都区市内制度が適用になり、大阪市内・京都市内扱いになります。
通常料金で大阪金沢は1万円ほどしますので、定価の75%OFFで乗れる「超特典きっぷ」の凄さがわかるでしょうか。
WESTERポイントを貯めようというインセンティブになりますね。
3. サンダーバードで敦賀へ
2024年10月12日(土)
新大阪8:44→敦賀10:03 特急サンダーバード9号
ということで、10月3連休に超特典きっぷを使用して金沢へ旅行しました。
新大阪からはサンダーバードに乗車。3連休初日の朝ということで、増結12両運転でしたが、京都からは満席になりました。
そういえば、今年3月からサンダーバードは全車指定席になっています。指定席が増えるのは、こういう混雑期にはありがたい気はします。
サンダーバード乗車は1時間ほどで、敦賀で乗り換えです。京都の次は敦賀で終点というのも、慣れませんけどね。
敦賀での乗り換えに関しては、正直甘く見ていたのですが、とんでもない混雑で驚きました。
乗り換え時間は13分で、階段に近い号車同士・大きな荷物はない状態での乗り換えでしたが、たぶん8分くらいはかかりました。エレベーターを使う場合は、十分余裕を持って乗り換えないと、乗り遅れるのではないかと思います。
JRも案内動線はきっちり作ってはいるのですが、いかんせんキャパシティが小さすぎるし、一箇所に人が集中してしまう構造になっているのも、よくないのだと思います。とはいえ、連休という特殊要因もあるので、どうなんでしょう。
4. 北陸新幹線に乗り換え
敦賀10:18→11:01金沢 北陸新幹線つるぎ10号
敦賀からは、開業して1年足らずの北陸新幹線に乗車。これまではサンダーバードで直接行けていたので、時間短縮とはいえ、若干のめんどくささがあります。それに輪をかけて敦賀駅で人並みに揉まれるので、あまり快適とは言えなくなってしまいました。
それでも、新幹線が快適であることは間違いないですし、東京~福井間、北陸三県間のアクセス改善は果たしたので、なんともいえないですね。
乗り換えた「つるぎ」も、やはりほぼ満席での運行。
途中、福井・金沢・新高岡・富山のみの停車でこれなので、相当な需要があるのでしょう。いいことです。
そして11時1分に金沢に到着。7割くらいの人が降りていきました。
大阪からの所要時間は、2時間30分程度です。新幹線延伸前より20分くらいは短くなりましたね。でも20分しか短くなっていないとも言えます。
5.まとめ
ということで、「WESTERポイント超特典きっぷ」を紹介しました。普段から買い物や旅行でWESTERポイントを貯めている人にとっては、かなり魅力的な使い方だと思います。利用当日まで予約できることもいいですよね。一応11月までの期間限定になっていますが、山陽版は再販も決まっているので、北陸も再販してほしいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。