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産後1週間、夫婦で号泣しました

わが家は育休をとった僕が家にいるため
産後、妻が里帰りすることなく子育てがスタートしました。

すぐに始まった家族3人での生活は思ったよりも大変で
おむつ替え→授乳→抱っこで寝かしつけ
を昼夜問わずくり返しました。

体の痛みに耐えながら子育てをする妻と慣れない育児家事をする僕

初めての沐浴
僕は、まだふにゃふにゃで小さい娘の体を緊張しながらも洗います。
しかし、うまくできなかったようで妻から「もっとこうして。」と注意を受け、しまいには「代わるよ。」と交代させられてしまいました。

その後、僕を見た妻から
「なんで、あなたが一番つらい顔してるの。」
「私は、体が痛いのに耐えながらやってる。そんな顔しないで。」

僕は、気付かぬうちに寝不足と慣れない育児家事でたまった疲れ・そして妻から注意されるつらさを顔に出していたようでした。

そして妻に「家事も育児も慣れなくてまだうまくできなくてつらい。なによりも、それを君に注意されるのが一番つらい。」と言ってしまいました。

娘がすやすやと眠る中、妻は泣いてしまいました。
そして「このままでは、3人ともつらい生活になってしまう。私と娘が実家に帰るのが最善策だと思う。」と言いました。

僕も泣いてしまいました。
つらい顔をしてしまったせいで妻を泣かせてしまったこと、もっとうまくできない自分が嫌になりました。
「それは嫌だ。3人で頑張りたい。慣れたらうまくやっていける。」
僕が妻に反対意見をいったのはこれが初めてでした。

妻はしばらく考え、「分かった。」と僕の意見を受け止めてくれました。

そして、互いの両親に助けてもらいながら3人での生活を続けました。
2週間ほどたち、妻の体が回復してきたころには、このときのことを笑って話せるようになりました。
このときのことは一生忘れません。

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