PG wasn't built in a day 大阪公演レポ
ポルノグラフィティ 19thライブサーキット ””PG wasn't built in a day 通称わずびる。
私が参戦したのは大阪公演2日目でした。
感想書いていこうと思います💪
チケットが当たってほぼ半年。長かった。このライブのために血肉を燃やしたと言っても過言ではありません。(まじで)
小学3年の時に行ったディズニーオンアイス以来の城ホールはオレンジの帽子被った人で溢れかえっておりました。
私にとっては初の声出しライブ。人生初ライブの暁はコロナ禍で声出し厳禁だったので。
正直みんなが同じ空間であきひとー!はるいちー!って叫んでる光景が全く想像つかず、そもそも果たして自分は声が出せるのだろうか…?と直前まで疑問だらけだったのですが。
ライブのモニターにコロッセオみたいな建物が映し出され、豪華なファンファーレが鳴り響き、昭仁さんと晴一さんが入場。スポットライトが二人を照らしだします。
私「キャーーーーーーーーッッッッ!!!!!!」
私こんな声出せるの??????
気がつけば勝手に叫んでました。自分でも聞いたことないほど真っ黄色の声でびっくりした。推しを目の前にして声出ししてもいいとなるとああなるんだねオタクって。
そしてファンファーレはお馴染みのメロディーに変わり……(この演出めちゃくちゃテンション上がる)
1.『Century Lovers』
絶対くるだろうなと思ってたけど、ライブ終盤に演奏されるイメージがあるので一曲目だったのは予想外。前回フーフー!はボイスストラップに叫んでもらっていたので、満を持して声出しで叫ぶことが出来ました!
昭仁さんの歌声は相変わらず音源そのままで生の声って感じがしない。そして晴一さんのギターは、もう今だから言っちゃうけど地元のライブホールの音響だとほとんど聴こえなかったので、ようやくくっきりはっきりと浴びることが出来て感無量でした。
2.『テーマソング』
これが1曲目だと思ってた〜〜。コロナの真っ只中にリリースされた曲ですが、こうしてみんなで声を出して歌うことを想定して作られたであろう曲で、ついに完成されましたね…!ここまで本当に長かったなぁって。音程ぐっちゃぐちゃになりながらも一生懸命歌ったし、「やっと歌えたね!」という昭仁さんの優しい声が染みました。
3.『キング&クイーン』
晴一さん詞の応援ソング→昭仁さん詞の応援ソングという流れか良すぎる!!!曲前に昭仁さんが率先してコールアンドレスポンス(歌いやすいようにちょっとキーが下がってた気がする)してくれて、ボルテージ最高潮の中、あのキラキラと光に溢れるイントロが流れるのが素敵でした。
4.『Mugen』
えええまだ歌わすの〜〜〜〜!!!!?
もう最初からクライマックスかって思うほどの勢いです。カロリーの消費量がこの時点でえぐいことになってる。昭仁さんも走る走る。晴一さんも頭を振る振る。
序盤でこんなにお客さんに歌わせるライブはきっとこの先もわずびるだけだと思う!
ここでMCが挟まりましたが、この時点で私は酸欠、汗だくだく、飛び跳ねまくって足もぷるぷるで果たして最後まで体が持つだろうか…と天を仰いでおりました。
昭仁さん晴一さんの故郷は広島ですが、ポルノグラフィティの故郷は大阪です。
昭仁「ただいま!」
客「おかえり〜〜〜!!!!」
ああ嬉しい!!昭仁さんや晴一さんの言葉にこうして直接お返事することが出来るなんて!
noteでも書かれていた晴一さんのコンタクトデビュートークで会場は沸き、昭仁さんは能登半島地震のお見舞いの言葉と、手拍子とか色々あるけど思い思いに楽しんでいってね〜というようなことを言っていました。
昭仁「僕なんか知り合いのライブに行っても微動だにできなかったから(笑)」
ポルノのライブは一体感が凄いんですけど、それにびっくりされる方もいらっしゃるでしょうし、そんな方々に対する昭仁さんの優しさを感じてとてもほっこりさせられました。実際、ハンドクラップの揃い方が凄すぎて圧倒されていた母も、このトークで少しほっとしたそうです。
5.『REUNION』
直前のMCで昭仁さんが「セレブレーション」って単語を口にしてたので、お?お?あの曲くるか??ってドキドキしてたらまさかのREUNION!
こちらもまた感慨深い選曲。コロナ禍の初ライブで初披露された曲なので。家のテレビに繋ぎながら配信で見てもどかしさを感じていた4年前の私!生で聴ける未来がくるよ!
6.『俺たちのセレブレーション』
なぜワンクッションを挟んだのだろう?笑 REUNIONの緊迫した雰囲気から、一気に華やかで和やかな空気に。
同行者の兄が聴きたいと言ってた曲でもあります。兄貴、分からないながらにちゃんと最初のとこで丸作ってて面白かった。
7.『アニマロッサ』
今回のライブでこの曲が大好きになりました。
正直今までは、昭仁さんらしい情熱的なラブソングだな〜ってイメージしかなかったんですけど。
これを目の前のポルノに歌われるのやばくないですか???
僕=ポルノグラフィティ 君=私たち
にしか聞こえなくなっちゃったんです。
私はポルノグラフィティが居るからここにいるし、辛い時も苦しい時もポルノグラフィティの歌が私を守ってくれるから。
8.『ミュージック・アワー』
やったぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!!嬉しい〜〜〜〜〜!!!!!!!
アルバムver.の じぇいおーぴーじーえふえーむ♪が会場を包んだ瞬間、狂喜乱舞。暁ツアーの個人的ハイライトが今回も聴けるなんて。全力で変な踊りかましてきました。
ここからは花道の先にある中央のステージで曲を披露するということで、セッティングやらなんやらが施されている間、昭仁さんと晴一さんが大阪にまつわるトークを披露してくれたのですが、あまりにも面白かったので思い出せる限り書き起こしてみようと思います。
昭仁「大阪時代、深夜にカラオケボックスでバイトしてたんです。喧嘩してた人達がなだれ込んで来てそのまま店の中で戦闘が繰り広げられるみたいなこととか結構あって」
晴一「龍が如くみたいな」
昭仁「そうそうそう(笑) で、ある日のバイトで酔っ払ったおっさんが一人で来て。入ってくる音でわかるんです、酔っ払ってるかどうか。「二時間歌わせてくれぇ」って言って入ってきたんだけど、よく見たらおっさん、おでこから血流しとるんよ!
病院勧めても歌わせてくれって聞かなくて、とりあえず話をしとったんじゃけど。どこから来たんですかって聞いたら「大阪や!」って」
晴一「そりゃそうよね、京橋から来とるもん(笑)」
昭仁「そんで「兄ちゃんはどっからきた」って聞き返されるから、因島という小さな島から来ましたって答えたらおっさん泣き始めて(笑) 「ワシはその島を知っとる!兄ちゃんそんなクソ田舎から来て頑張ってるんか!」と。なんやかんやあって帰ってくれました。因島出身で助かりました!」
晴一「もう一個話してもいい?当時わしらは怖い先輩にお世話になっていて、ある日の練習で遅刻せんように昭仁を家まで迎えに行ったんじゃけど。昭仁の家、電気がついとるのは見えるんよ。でもいつまで経っても降りてこない」
(ちょっとの間)
晴一「あれなんしよったん??」
昭仁「(苦笑い) なんしよったんやろうねぇ…財布を忘れたとか…」
晴一「何回も連絡したよ!9時集合だから8時45分くらいに電話かけたのに降りてこなくてまたかけて〜を繰り返して。わしとベースはじっとして待っとったのに!」
昭仁「まぁ……ロックバンドとしての姿勢ですよ!遅れるのがかっこいいって思っとったんでしょうね。迷惑かけてなんぼって」
晴一「あれ謝って欲しい」
昭仁「すみませんでした!!!」
今回の公演は18時半開演で、終わったのが21時過ぎという結構長めのライブだったんですけど、このトークがかなり時間を割いていたとみます。
さて、セッティング完了です。カホンとかがあったので、ラテン調の曲やるのかな?ジョバイロ?狼?とワクワクしながら予想していたら。
9.『Sheep 〜song of teenage love soldier〜』
待って待って待って!!!!予想外!!!!
昭仁さんが曲名言った瞬間、「ほぁっ!!」って声出ちゃった。アコースティックバージョンなのでふわふわした感じと純朴さが際立っていて心洗われました…
終わったあとの昭仁さんのトークも印象的でした。
昭仁「song of teenage love soldierという副題が付いていまして、それを50手前のおっさんが歌うっていうね(笑) この曲を書いたのは30代の時で、当時は10代のフレーバーが残ってたから書けたんだけど、今はもう思い出すことしかできない。それでもこうして歌えるってことが、音楽のいいところだと思います」
いや、ほんとにそうだよな。受け取り手の私たちも、時間が経ってから聴いたらタイムカプセルみたいに聴いてた当時の気持ちを思い出せるわけで。作り手の人たちはより色濃くそれを感じることが出来るんでしょうね。
10.『ジョバイロ』
ワンクッション置かれたけど予想当たった〜!!!(本日二回目)
兄が聴きたいと言っていた曲その2。暁ツアーで歌われたばかりだったのでどうかな〜と懸念していたのですが、こんなにも早く聴かせることが出来てよかったです。
こちらもアコースティックver.で、より上品で神秘的な雰囲気に。曲の始まりが、ファーストテイクを彷彿とさせるアカペラなのがまた良かったです。
11.『フラワー』
雨が降りしきる中、一輪の花が咲いている。そこにバッタがやって来て……
無音の中、スクリーンに映し出された映像です。これだけでファンは何の曲かすぐに分かるはず。
先程のアコースティック演奏はどこかゆったりとした雰囲気でしたが、一気に壮大なフラワーの世界に引き込まれていきました。
12.『夜間飛行』
今回の個人的ハイライトはこの曲でした。あのピアノの音色が会場に響いた瞬間、声が出そうになるのを必死で抑えた自分、えらい。
Aメロとラスサビのスクリーンには、黒い背景に白い二本の線だけが映し出される、シンプルな映像が流れていて。
……私の語彙だとなんのこっちゃだと思うんですけど、観ている我々には、それが滑走路だと分かるんです。そして一番サビ辺りから美しい夜の街が映し出される。この演出、めちゃくちゃ好きだった。
曲の美しさも相まって本当に空を飛んでいるみたいな気分になったし、ライブが始まる前は伊丹空港へ向かう飛行機が飛んでくるのを待ったりして時間を潰していたので、よりグッときました。最高すぎる。
この辺で昭仁さんが一旦ステージをはけていって、晴一さんとサポメンの皆さんでインスト曲が演奏されました。何気にライブでいつも楽しみなこの枠。
晴一さん、ボイスチェンジャー(?)で声がロボっぽくなってたけど、英語で熱唱してました。素の声で歌ってくれよ。電波っぽい感じの曲で脳にビンビンくる感じがしました。
13.『オレ、天使』
昭仁さんに天使の羽が生えていました。
もう一度言います。昭仁さんに天使の羽が生えていました。
本当にびっくりした……合成かと思った……ファンアートで何千回と見たエンジェル岡野がまさか実現されるだなんて。
私はOMCver.とアンフェver.の2種類を見てるんですけど、OMCは特別台詞が流れて、アンフェでは原曲そのまま、そして今回は昭仁さんが生で台詞を披露してくれました。生で読んでくれたほうが臨場感あっていいな。
あと、「誰かが傷ついてしまう前に」のとこ、原曲は「しまう前にっ↑」って上がるんだけど、今回のライブ(アンフェもだったかな?)は「しまう前にぃ⤵」って下がる歌い方がされてて、こっちの方がより天使の皮肉っぽい感じが出てて好きだなー!
14.『170828-29』
ピースピース!✌️ のとこいつかやりたいなって思ってたので嬉しかった!
ステージでは炎が噴き出し、真っ赤なレーザー光線が会場を飛び交い、スクリーンではオープニングで映し出されたコロッセオが破壊されていく様子が映し出されたり、この曲のメッセージを象徴する緊迫した演出がなされていて、ちょっとだけ頭がくらくらしましたが。
2017年の曲だけど、歌われている内容は過去のことにはならない今の世の中に思いを馳せてしまう。
15.『アビが鳴く』
オレ天使→17082829→アビが鳴く
この流れに、彼らの強い思いを感じずにはいられない。
スクリーンには墜落する飛行機、汚れた手と無数の弾丸、煙を上げる街並みなどの痛ましいモノクロの写真をバックに、歌詞がスクロールで映し出されていました。
この曲は本当にすごい。「平和」という大きなテーマがこんなにもストンと心に届く。祈るような昭仁さんの歌声と、泣いているみたいに聞こえる晴一さんのギター。
すすり泣く声が聞こえてきたので隣を見たら、非ファンの母が泣いていました。
ここでMC。新曲を披露するということで、晴一さんからのご挨拶。詳細な内容は覚えていないけど、「明日に希望を持ったりだとか、ここじゃないどこかを探したりとか、そういう曲があるけれど。「明日」とか「ここじゃないどこか」だけじゃなくても、いいんじゃないか」というようなことを言っていたと思います。
16.『解放区』
もうやばかった。とてもとても良かった。
MCを踏まえて聞いたら余計に、どうしようもないくらいに胸に響いた。
決して明けない夜もある。マイケルになれなくても幸せの種は手に入れられる。ネガティブだって大事なカケラになる。
―――私は晴一さんの、世間一般から見れば「それではいけない」と思われるような後ろ向きなことを、それでもいいんだと肯定してくれるところが、ファンになる前から大好きで。それの究極みたいな、そんな曲でした。
「安全な場所で夢をごらん」なんて歌詞を書くアーティスト、他にいますか?
また、めちゃくちゃライブ映えする曲だなぁ、とも思いました。「夜の国」がテーマになっているので(前向きになれない人たちのメタファーだと思う) 目の前で歌ってくれる昭仁さんと晴一さんが王様に見えてくるんですよね。
「私とお前が〜」って歌詞がラスサビにあったと思うんだけど、もうその言い回しからして王様って感じがして。まぁ、昭仁さん、「誰もとお前が〜」って思いっきり歌詞間違えてたけど。
そんな我らの王様が、私たちにも王冠を授けてくれるの。会場は「夜の国」になっていて、でも暗いんじゃなくて、キラキラしていて眩しすぎるくらいで。あの光景は忘れられないな。
今思えば、序盤でテーマソングとキンクイという、どちらかというと「光の国」寄りの曲を聴いていたからこそ、余計に染みたのかも。(もちろん、そんな光のポルノグラフィティも大好きです) 本当に美しいセトリですね。
実は私、アビの辺りから寂しくて仕方なくなっていました。こうしてポルノと一緒にいられても、必ず終わりはくるんだなって。
でもね、解放区が終わったあと、昭仁さんがこう言ってくれたんです。
「まだまだやりますよ!準備はいいですか!」
あぁ!ポルノグラフィティ大好き〜〜〜〜!!!!!
17.『空想科学少年』
久しぶりに聴いたからサビ入るまでReport21かと思ってた私を誰かぶん殴ってくれ。
AIサービスが発達している今聴くと、この歌詞で起こってることはもしかしたらもう既に未来のことじゃなくなってきているのかもしれませんね。
サビのとこでみんなで手を振るのめちゃくちゃ楽しかったけど、このあたりでいよいよ筋肉痛の兆しが見え始めていたような気がします。あと、モンキーダンス!のとこで指さすのも楽しかった。
18.『ハネウマライダー』
最初の、原曲にはないアドリブギターみたいなとこだけでハネウマだって分かりました。暁ツアーで絶対聴けると思ったら披露されなくて肩透かしを食らった記憶があったので、ようやくタオル回しができて本当に良かった。
めちゃくちゃ楽しい!!!サビのとこで晴一さんがめいっぱい歌いながら弾いてるの、好きだなぁ。
サビ終わりでみんながタオルを空中に飛ばしてキャッチしてるの見てびっくりした、よくみんな取り落とさないな…。
19.『アポロ』
デビュー曲持ってくるのは卑怯やて!!!!!!
サビのとこで昭仁さんが「歌えー!!」って言ってマイク向けて来た時に、もう鳥肌がぶわーって。この曲で歌煽りされるのはやばい。もちろん歌いましたよ全力で!!
アポロはシンプルにかっこいい。いつの時代でも色褪せなることのない新しさがある。
20.『サウダージ』
花道で昭仁さんが立ち止まり、ゆっくりと冒頭の部分を歌い出す。母が嬉しそうで私も嬉しかったです。
ライブって後半こんなに定番曲持ってくるものでしたっけ?怒涛の定番縛りに内心戸惑ったけど、これが俺たちポルノグラフィティだ!というポルノ側の気迫を感じされられました。付き添いだったり、初見の人たちもこの流れで虜になった人、多いんじゃないかな。
次は一応最後の曲ということで、短いMCが挟りました。
昭仁「皆でひとつになりましょう!」
お、お!ということは、あの曲だな!
昭仁「『オー!リバル』聴いてください!」
あ、そっち〜〜!!?
21.『オー!リバル』
ポルノグラフィティがこの曲を出さなければ、私が彼らに出逢うのはもう少し先だったかもしれない……。そんな、私とポルノの出逢いの曲をライブの最後(一応だけど)に聴けたのめちゃくちゃ胸熱。
なんだろうね、ライブの中で色々歌わされたけど、リバルの「オーレーオーレーオー!」ってそのどの曲にもない、鬼気迫る感じがありません?あのメロディが会場を埋めつくしてるのに、歌いながらもなんだかすごくゾクゾクくるものがありました。
一旦退場していったポルノとサポメンの皆さん。会場にポルノコールが響き渡ります。でも、私の座ってたスタンド席では私以外誰一人としてポルノコールしていない。それでも頑張って声張り上げてたら前の席の男の人もノッてくれて、二人で頑張ってコールしていました。
そしてステージに二人が登場、沸き起こるスタンディングオベーション。この公演以前では昭仁さんがよく着ていた青のロンTを晴一さんが着てたのが印象的でした。
昭仁「あんたたちがそんなに卑猥な言葉を叫んでくれるからねぇ!」
えぇ、その言葉が聞きたくて私は必死にコールしてたんでございますよ。
そして「ポルノグラフィティは僕たち一人で……。あ、一人じゃないわ!(笑)」という昭仁さんのとんでもない爆弾発言に会場が沸き立ちます。
この時二人はアコースティックギターを持っていて。あ、アンコールは二曲やるんだなって気づきました。
そして披露された曲はもちろん……
22.『アゲハ蝶』
だよね〜〜!!やってくれるよね!!
久しぶりの声出しライブでお決まりのこの曲が披露されないのは違和感……と思ってたら、盛大な焦らしに見事に引っかかっていたのでした。幸せ。
ラララが響き渡る会場。ここまでは曲煽りされてもずっと黙っていた兄も、大きな声で歌っていました。
昭仁さんが「すごい……。ほんまにすごい」と感嘆の声を上げていたのが印象的。客席で聞いているだけでも圧巻のこのコーラス、ステージに立っている二人にはどんな風に聞こえていたんだろう……。
アゲハ蝶が終わったらメンバー紹介。ようやく二人とサポメンさんたちの名前を思い切り声に出して叫べました。
晴一さんのMCがめちゃくちゃ面白かった。
晴一「毎回ライブで同じこと話すの苦手なんだけど、昨日(大阪初日)のはなんかピンと来なかったのでもう一度話します。大阪と言えば大阪万博ですよね⁉️
万博で空を飛ぶクルマが出るらしいです。僕らの曲にも空飛ぶクルマが出てくる曲があって、(ここでヒトリノ夜をワンコーラスだけ歌ってくれた)空飛ぶクルマあるじゃーんってなったらおかしいから、あの曲はお蔵入りになるかなって思ってました。
でもYahooニュースで写真を見たら……わしは車だって思ったよ!思ったけど……コメント欄には「ヘリやん。」って」
ガチでヘリやん
晴一「空飛ぶクルマと言えばどんなのが思い浮かぶ?」
昭仁「うーん…バック・トゥ・ザ・フーチャーのデロリアンみたいな…」
晴一「そう!だからまだ大丈夫そうです。デロリアン号みたいなクルマが出来るまでは頑張ろうと思っているので!」
(客席は拍手喝采)
昭仁「……でもそれは何を持ってして車って言うとるん?」
晴一「………。(また始まったよ〜の顔)」
昭仁「プロペラついててヘリみたいなんは分かる。じゃあ車の要素はどこ?四輪で走れるの?」
晴一「iPhone持ってきてー!」
昭仁「(まだモニョモニョ言ってる)」
晴一「万博行こう!!一緒に見よう!!💢」
相変わらず夫婦漫才みたいな二人のわちゃわちゃ加減。でも、このあとの昭仁さんのトークがビシッと締めてくれます。
昭仁「ポルノは一日にして成らず、ということなんですけど、僕たちは思ったよりもずっと順風満帆で。そんなふうにここまでやってこれたのは、皆さんがこうして道を作ってくれたおかげです」
私思いました、それはこっちの台詞です……と。
そしてそして本当に最後の曲。
23.『ジレンマ』
撮影OKという初の試み!
腕を振って盛り上がりたい気持ちと、二人の姿を動画に収めたいという気持ちで板挟みになりましたが、結局スマホを構えてる時間の方が長かったかな。
さて、最後の最後にして私はこの日一番の衝撃を受けることになります。間奏のソロ回しのとこでです。
まず、ギターのたすくさんはギフトのイントロを弾いていました。厳島神社やラジオでの演奏、そして自分のギターの発表会のことなんかを思い出し、ほぁ〜っと胸打たれていたら……みなちんことキーボードの皆川さんのソロ回しで……
テテテテテテテテテテン♪
デザイア?
デザイア!!!!?
デザイアーーーーーッッッ!!!!!!!!
よりにもよって (?) 私の大好きな「あなたのことが好きです 僕の全部を投げ出してしまおう」の部分です。
どうしてデザイアを選んだの!!!?みなちん!!!!!!あなたは!!!!!あなたって人は!!!!!!!あなたのことが好きです!!!!!!!!
ラストの恒例の昭仁さん大ジャンプでは、なんと昭仁さん、珍しく不発ジャンプでした。そして納得のいかない晴一さんがギターを弾き始めたことで演奏再開、二度目の正直ジャンプという、ちょっと珍しい場面が見れてなんだか得した気分。
賛否両論色々ある撮影OKでしたが、私はすごーく楽しめました。思いっきりぴょんぴょん飛び跳ねて昭仁さんの煽りに応えたい気持ちもあったのでライブ中はちょっと物足りない感もあったんだけど、帰ってから動画を見返したらすごく幸せな気持ちになって。未だに事ある毎に見返しています。自分のスマホにポルノの肉声・生音が入ってる破壊力えぐい。毎回じゃなくてもいいからまたやって欲しい。
それはそうと、自分の戒めのために書くんですけど、撮影OKって言葉につられて、開演前のステージの写真を撮ってSNSに上げてしまったんですよね、私。本当に反省……。
もしまた次があったら、撮っていいとこ、だめなとこの線引きをキッチリして臨みます。
そして最後の最後、サポメンさんたちがはけていって、ステージに昭仁さんと晴一さんの二人だけになり、
晴一「今日は全員と目が合いました!」
※前半MCの伏線回収
昭仁「次会う時まで元気でねー!」
もちろんです!!私はポルノグラフィティのライブに行くために生きてます!!(まじで)
そんな、自分のポルノへの激重感情を改めて自覚させられた、とても幸せな初声出しライブでございました。
会場を出ると、まるで霧のように細かくて優しい雨が降っていた光景も忘れられません。なんかすごく幻想的だったんですよね。
いちばん嬉しかったのは、付き添ってくれた兄も母もとても楽しそうにしていたことです。
兄は元々ポルノ好きって言ってくれてたからともかく、なかなか私の好きな物を認めようとしない母が昭仁さん晴一さんのMCで笑っていたり、サウダージを口ずさんでいたり、終演後にアビが鳴くをYouTubeで検索したりしているのを見て、私の大好きなポルノグラフィティってやっぱり凄いんだ!と実感させられました。
昭仁さんの言う通り、次に彼らに会う日まで(会う日でも!)元気いっぱい頑張っていこうと思います!
私の進む先にいつも居てくれてありがとう、ポルノグラフィティ。