恐怖劇場0番地
お疲れ様です✋
筆無精な、私のチャレンジ…(;-ω-)ノ
一応~この話は、私の古い友との思い出を
元にフィクションを交えて書いてみました。
『真夏の怪談まつり2024』
期間中~楽しみます d( ゚ε゚;)
で…今回の投稿。
『 謎のアパート 』
それは、何でもないある日の昼下がり
大阪府〇〇市の年季が入りすぎて
最早、廃墟とも言えるアパート。
まだ、小学生の私と友は自転車に乗り
そのアパート前をいつも通りすぎていた…
★ちなみに、写真はイメージです((´д`、)
そのアパート…。
付近の住民からは、気色悪がれていて
いつか解体されるやろと言われていた。
そんな時、友から…なあ~ココ探検せえへんか?
え?
そりゃ怖いながらも興味ありあり…なもんで
お互いに…ヤルか!で即決。
こうして、先ずは一階の通路へ潜入して…
ゆっくりと、忍び足っぽく歩いては
目に映る光景にドキドキもんの興奮となった。
窓は割られていたりドアも開いた状態だったりと
なかなかの有り様…
ここの部屋入って見るか?と…小声で友が囁いた。
頷いて~入ると…おそらくは畳が湿気り過ぎて
異様な臭いが漂っていたが…
お宝探しの感じとなり 珍しいもんが
出て来ないか? で、夢中になってた
その時❗️
『 ОЫ~ЭЮЯбЦШ~Фжйδθζζ…!』
突然、別の部屋からなのか 男が叫びだした…
それはもう狂ったように!
しかも?聞いた事の無い言葉で…
うわ~お互い!めっちゃビビりまくった…
すると、、その男がぶつぶつ言いながら
通路を…歩いて
近づいて来てるのが感じられた。
咄嗟に部屋の押入れに 二人して隠れ…
戸の両方隙間を作り、外を観察したところ
白髪で長髪のおっちゃん?いや老人か?
キョロキョロと辺りを見回していた。
左手には包丁?のようなモノを握って…
トントントントン…
トントントントントントントン…
トントントントントントントントントントン…
トントントントントントントントン…
やたらに包丁もどきの柄辺りを壁にあて
何かリズム?っぽい音を…出している。
ヤバいなぁ…
なあ…見たか?あれは狂人やで。
しかも、言葉 何を言うてるか分からんし
だけど…このままってのはなぁ…
もう少し様子を見よ…その内去りよると思うし💧
そやな、、あ・こっち向きよった❗️
ナニ❗️
入ってくんな❗️入ってくんな❗️
入ってくんな…
結局、、気付かれず その老人は立ち去った。
そうなると、もう慌てて飛び出し❗️
全力で自転車に乗り…逃げた。
その後 途中…お互い腹が減ってたので
いつものパン屋にて ぶどうパンと自販機の
チェリオのコーラをガブ飲みしながら
この日の出来事をあらためて話しあった…
とにかく、もう あのジメジメとしてながらも
入ると心地好さを感じてしまう
アソコには入らないようにしよう(* >ω<)
そう決めて…友と別れた。
それで、 やっぱ…このアパート
解体工事が決まっていたらしく
あの日から、、数日の内に解体が始まった。
その後、人づてに聞いた話しによると
住人は居ないと思われていたそうだが…
唯一ひとりの老人がいたらしく
老人は解体の、日時決まっても居座り続け
解体前夜は、とても悲しいメロディが鳴り響き
老人がギターつま弾き 歌っていたと…。
翌朝、予定通り 解体工事が開始され
その老人は退去したのか?
それは誰も見ておらず… いわゆる
こつぜんと姿を消したかのようだった
いったいどういう事…何だろうか?
(吉田輝雄氏…調っぽく)